天皇家は生物学好きが多いですね。

 

昭和天皇は相模湾の海洋生物の研究者でしたし、

今上天皇はハゼを研究しておられます。

秋篠宮殿下はナマズの研究で理学博士号を取得されています。

黒田清子さんは鳥の研究所の研究員でいらっしゃいました。

 

皇后陛下は聖心の英文科、

雅子様はハーバードの経済学部を卒業後に東大の法学部に編入学、

紀子様は学習院の大学院で心理学を専攻なさり、最近お茶の水で博士号取得、

と文系の方々もいらっしゃいます。

 

眞子様は美術史で、

佳子様は学習院の教育学科を中退なさり、

ICUでリベラルアーツを学ばれています。

 

愛子さまは、この春に学習院の高等科(高校)に進学なさいましたが、

ご両親は文系ですが、隔世遺伝で理系になるかもしれませんね。

悠仁さまは、どうなるのかなど、いろいろと今後の楽しみです。

 

皇室は、自分の専攻とは別に、みなさん、歌会始で和歌をつくって発表する

という文学もなさるわけですし、宮中の行事で神道にも必ず関わるわけですから、

リベラルアーツが求められますね。みなさん、イギリスに留学なさいますし。

 

こう考えて来ると、天皇家は、文理融合・学際系で、文学、宗教、語学なども

求められる教養主義の家ですね。成人皇族になられると、多くの書類に目を

通す事務能力も求められますし、公務でいろんなイベントで講演をなさるため、

コミュニケーション能力も求められます。

宮中晩餐会では、外交にも関わるため国際関係、歴史、文化の知識も必要ですし、

ダンスも踊られます。

 

こう見て来ると、皇族は、教養人ですね。

 

実学志向の今、その反動で教養教育(リベラルアーツ)の重要性が再認識

されています。

専門性を磨きつつ、幅広い教養を身につけることも求められています。

そういう時代ですから、文理融合・学際系の大学院が増えています。

 

みなさんもいかがですか?