「シルク・ドゥ・ソレイユの興行戦略について考察しなさい。」という
論文の出題がかつて、
大阪大学大学院文学研究科アート・メディア論コースでありました。
シルク・ドゥ・ソレイユは、
カナダの著名なサーカス団ですが、
コロナの影響で経営破綻したという報道がありました。
エンタメのマネジメントの研究が更に活性化されることで
文化的な潤いがある社会の維持ができそうです。
研究テーマの設定は幅広くできますよ。
東洋大学の論文では、小島よしおの「そんなの関係ねぇ」と「KY(空気読めない)」の関係性を論じさせる出題がありました。
ユニークな出題ですが、書き方によって社会学的センスがよくわかる出題ですね。
(しかし、テレビを見る習慣がない家の子はどうしたらいいのかという疑問はありますが。)
今日の、「大学院社会学論文」では、この出題の解き方も授業でやります。
中央ゼミナールの「大学院社会学論文」の授業では、多様な出題に対処できるようにお教えしております。
そういえば、小島よしおさんは、早稲田大学教育学部のご出身ですね。
小島さんは国語国文学のご専攻ですが、
早稲田の教育学研究科には、
社会学、経済学、政治学、
地理学、歴史学、数学など
多方面の学問分野の研究室がありまして、
中央ゼミナールからもいろいろな専攻の人たちが合格しています。