俳人の中村草田男は、俳人としての活動と共に、
成蹊大学文学部教授もつとめた人でした。
青春時代にニーチェを読んで影響を受け、
東京帝国大学のドイツ文学科に入学しましたが、
俳句の創作に打ち込むなかで、国文科に転部なさいました。
成蹊大学では国文学の授業を担当されました。
ドイツ文学と国文学を学び、いい味を出せたのかもしれません。
途中で学びたいことが変わったら、
勇気を持って編入転部するのもいいですよね。
編入転部、大学院進学で専攻を変える人はかなりいますので、
専攻を変えることを迷っている人も勇気を持って一歩踏み出すといいと思います。