AKB48の渡辺麻友(まゆゆ)主演の連続ドラマのタイトルが、
秋田の郷土食であるきりたんぽのイメージを損ねると批判が殺到し、
ドラマのタイトルが変更になるというニュースが大きく報道されました。

地域ブランド、観光資源などとして、きりたんぽなどの郷土食は
重要な問題です。

中央ゼミナールの大学院コースの人たちで、郷土食の研究で大学院に
進学して行った人たちも少なくありません。

郷土食と言いましても、歴史がある郷土食の研究もあれば、
最近はやりのB級グルメの研究もあれば、
あらたん郷土食を作る研究などもあります。

経済学、地理学、社会学、農学、情報科学、社会心理学、国際関係論、学際系など
いろいろな大学院に、郷土食の研究で中央ゼミナールから大学院に
進学して行っています。

学校名で言いますと、

東京大学大学院、
京都大学大学院、
一橋大学大学院、
東京工業大学大学院、
早稲田大学大学院、
慶應義塾大学大学院、
明治大学大学院、
立教大学大学院、
法政大学大学院

など、いろいろな大学院に郷土食の研究で進学しています。

日本は観光立国化を進めており、
大学院でも観光研究にも力を入れていますので、
郷土食のような研究は、
大学院で研究しやすくなっています。

今回は渡辺麻友さん関連で、
秋田のきりたんぽが話題になりましたが、
同じ秋田のB級グルメに「ババヘラ」
というアイスクリームがありますが、
このババヘラに関する研究書もあったりします。

あんばいこう『ババヘラの研究』無明舎出版2011年
杉山彰『ババヘラ伝説』無明舎出版2011年

このように、郷土食の研究は静かなブームになっています。

大学院で、郷土食による地域活性化などの研究をすると、
発言力が増して楽しくためになると思います。

ハーバー大学の国際政治学の教授のジョセフ・ナイ教授は、
ソフトパワー論という理論を提唱しています。

これは、軍事力や経済力といった物理的な力で他国を従わせて、
国際社会での地位を高めるのではなく、
文化の魅力などによって世界から尊敬を集め、
国際社会における地位を高めて行こうという考え方です。

ジョセフ・ナイ教授のソフトパワー論の観点からすると、
郷土食は重要な問題テーマなのです。
和食はヘルシーなため、海外で人気が出ており、
日本びいきの外国人が増えており、
日本の地位向上に貢献していますし。

郷土食などの研究をご希望の方々もお気軽に中央ゼミナールにご相談ください。

郷土食の研究は、ローカルなテーマだと思われがちですが、
実はグローバルなテーマです。

ある郷土食が世界に情報発信され、注目を浴びると、
その地域の地域ブランドは向上し、
観光客は増え、地域活性化するなど、
様々な副産物があります。

郷土食、B級グルメの研究を大学院でしたいと言い出すと、
学問を分かっていない人からすると、
「そういうのは趣味でやればいい(笑)」と言ったりしますが、
ちゃんとした人ならば、「学問的に重要なテーマだ」と分かります。

郷土食、B級グルメ、ソウルフードなどの研究をしたい方は、
こうした研究方法のノウハウ、情報がある中央ゼミナールに
お気軽にご相談ください。

BY中央ゼミナール学習指導スタッフ赤田(あかだ)