ラブロック氏は1970年代、地球はすべての生物で構成された自己調整機能を持つひとつの生命体だとする「ガイア理論」を考案。この理論は、地球とそこに住む生命の関係に対する科学的視点の見直しに貢献した。

 温暖化による地球破滅の恐れを訴えたことでも知られ、2006年に出版した「ガイアの復讐」では、人類が温室効果ガスの排出を大幅に削減しなければ深刻な結果になると警鐘を鳴らした。

「ガイア理論」の英科学者ラブロック氏死去 103歳 (msn.com)