創刊130年の歴史を誇る女性向けファッション誌『VOGUE(ヴォーグ)』は、今も欧米女性たちのライフスタイルをリードする存在だ。その『VOGUE』が8月号のカバーガールに「腋毛モデル」を起用して話題を集めている。

『VOGUE』が「腋毛解放」宣言! 米ミレニアル世代の女性は、もはや3割が「剃らないわ」(NEWSポストセブン) – Yahoo!ニュース

女性のおしゃれ、美容などの常識は

時代によって異なります。

社会学には、構築主義という考え方があります。

これは、常識は、人々の相互作用によって

つくられたものに過ぎないという考え方です。

男性らしさ、女性らしさは時代によって変わる

というジェンダー論の発想はまさしく構築主義ですね。

社会学では、いろんな常識がどのように、いつごろできたか

解明する作業は得意です。

オリンピックや、世界陸上で、

腋毛をはやした女子アスリートを見かけますが、

国や地域によっては、女性の腋毛は何もおかしいことではありません。

こういう気づきは社会学をやるとできますよ。