医学部、歯学部の解剖実習と献体。

島根大学医学部で、献体された50人の遺体に適切な保存処置ができていなかった問題で、発生原因などを調べていた外部調査委員会の報告書が19日公表され、担当者の業務量が昨年から極端に増えて業務が滞ったことや、大学の管理監督体制に不備があったことなどが原因として指摘された。

島大の献体不適切問題で報告書 業務増や管理の不備指摘 (msn.com)

全国の医学部、歯学部では、

全身の解剖実習があります。

この実習によって、人体の全体を医学生、歯学生は学びます。

実習で使われるご遺体は、

献体されたご遺体です。

そのご遺体を適切に管理されていなかったのは

由々しき事態ですね。

日本の医療教育を支えている献体のあり方を研究するのも

生命倫理学、医療社会学、医療人類学などの大事なテーマです。