【東京】胃弱の夏目漱石が食べたなら、きっと喜んだに違いない――。そんな想像力から生まれた「文学カレー」を、東京・高円寺の「コクテイル書房」がレトルト食品で売り出した。酒食も楽しめる古本屋だが、酒類の提供などへの制約が続くコロナ下で店を支える名物商品になりつつある。

 コクテイル書房は、ブックカフェなど飲食を兼ねたスタイルの書店が一般に広がる前から、店内に酒場を設けた書店として先駆的な存在だ。小説や随筆に出てくるメニューをアレンジした「文士料理」が好評で、檀一雄の大正コロッケや、文学作品や作家の特徴から創作する「文学メニュー」も人気。

胃弱の漱石も喜ぶ? 高円寺発の「文学カレー」:朝日新聞デジタル (asahi.com)

高円寺にはかつてより、

作家が住んできた街のため、

文学カレーは似合う街だと思います。

中原中也と小林秀雄が

女性を取り合ったのも高円寺ですし、

小林多喜二のお葬式があったのも高円寺です。