京都府と大阪府を結ぶ京阪電鉄が、京都と大阪にあるおよそ半分の駅で、構内やホームのごみ箱を撤去する方針であることが分かりました。すでに多くの駅でごみ箱に張り紙がされており、インターネット上では撤去を残念がる声が上がっています。撤去の理由は、えっ「家庭ごみ」!?。モラルのないごみ投棄が撤去につながったようです。

京阪電鉄がついに半数の駅でごみ箱撤去へ 理由は「家庭ごみ」…段ボール箱やフライパンまで(まいどなニュース) – Yahoo!ニュース

京阪電車が

駅のゴミ箱に家庭ごみなども入れられた困っているために、半分の駅のゴミ箱を撤去するそうです。

みんなが他の人のことを考えて利他的に行動すればみんなにとっていいことが分かっているのに、自分さえよければいいという利己的な行動をみんながするために、みんなが不幸になることを共有地の悲劇と言います。

駅のゴミ箱の使い方のルールを守れば、みんなにとって快適な駅になることは分かっているのに、一部の不届き物が勝手なことをして、ゴミ箱がない駅になりみなさんが困ってしまうのは、まさしく共有地の悲劇です。

こうした共有地の悲劇をどうしたら防げるのか、という問題は大事なテーマです。