ある編集者が「作家に求めるものは文体と一握りのフィロソフィーです。ストーリーや構成は、ある程度やればパターンがあるので、それがわかってくれば編集者はいくらでもアドバイスはできます。だけど、文体とその人だけしか考えられない思想、その考え方が実は欲しい」と言ったのを聞いたとき、ちょっとしびれました。この「文体」と「フィロソフィー」こそ、まさに文学部の真骨頂じゃないでしょうか。高いところから見る、低いところからも見る、探して、そしてつくって広めていく。

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/interview/graduates/vol_01/

宗教学を学び、株式会社リクルートを経て、

シナリオライターになられたそうです。

多様な学問的バックグラウンドの人がいると、

社会が豊かになると思います。

文学部系の大学院進学もいいですよね。