社会人受験生(リタイアしたシニア、社長さん、政治家、会社員、自営業、自由業、主婦…)のみなさんは、ご自身の経験をふまえたようなテーマにすると合格しやすくなります。
社会人の人を優遇したいと面接官の教授陣が優遇しようと思うのは、
教授が知らない現場のことを知っている社会人の
独自の体験、人脈、情報源などに興味があるからという傾向があります。
例えば、銀行員の方が、いきなり「人間とは何か?」「生きる意味とは?」という
テーマで哲学科を受けたとしても、戸惑われますが、
「企業倫理について」「収益と倫理の両立は如何にして可能か」などのような
テーマであれば、「人間とは何か?」「生きる意味とは?」というようなテーマよりも、
明らかにナチュラルになり、面接がスムーズになって来ます。
もちろん例外もありますが、
今までの人生と、研究テーマには一貫性があると合格を引き寄せやすくなります。
主婦の方であれば、地域でのボランティア活動の延長線上の研究テーマなり、
詳しく読書をしてきたような分野があれば
それに関連したテーマにするといいかと思います。