――キャスターやリポーターの仕事というのは、最初から視野に入っていたのですか。
もともとはタレント志望で、バラエティー番組のMCやアシスタントになりたくて。
キャスターやリポーターの仕事にも興味があったので、いくつかお話をいただいたなかから、いまの事務所(セント・フォース)に決めました。
当時アイドルからフリーのキャスターになった人はいなかったので、これはブルーオーシャンだと。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190105-00010000-bfj-ent&p=2
以上は、SKE48 を卒業後にキャスターになった柴田阿弥さんのインタビューでのやり取りです。
最後の引用のところで、「ブルーオーシャン」という言葉をさらりと使っておられますが、これは、チャン・キムとレネ・モボルシュというふたりの経営学者による理論です。
レッドオーシャンというのは、ライバルが多いために傷つけあっても血みどろになっている業界のことで、
ブルーオーシャンとは、ライバルがいないために目の前に広がるまっさらな海のことです。
つまり、ライバルが少ない分野を見つけて漕ぎ出すと、思う存分活躍しやすいですよ、といった理論です。
で、元SKE48の柴田阿弥さんは経営学用語をさらりと使いこなしておられるわけです。
柴田阿弥さんは、名古屋のお嬢様女子ミッションスクールの中学・高校から大学を出ておられるために、本を読む習慣があるのでしょうね。
そういう人なので、放送局の人も彼女に知性を感じて、キャスターを任すんじゃないかと思います。
学んでおくといいことがありますね。