マックス・ウェーバーの『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』によると、
資本主義の成立期と初期には、キリスト教的倫理があったものの、
そのうち倫理がそぎ落とされ、精神なき専門人、心情なき享楽人があふれ、
金儲けゲームとしての資本主義が暴走するといったようなことが予言されていますが、
今回の日産の件では、まさしくマックス・ウェーバーの言うとおりになった感じですね。

こういう時代ですから、企業倫理についての研究のニーズがますます高まりますね。

今年も中央ゼミナールからは、企業倫理の研究でMBAに合格した人もおりました。