Q大学院入試の外国語の和訳はどのような感じなのでしょうか?

「英語の和訳」、「英語・ドイツ語・フランス語・中国語などから1ヶ国の和訳」、「英語は必須でもう一カ国語の和訳」、「英語・ドイツ語・フランス語・中国語などからどれか2つの和訳」などの入試形態があります。

2ヶ国語の和訳が必要な大学院は、最近では、かなりの上位校の人文科学系の大学院などに限られるようになっています。出題される英語などの内容は、研究科共通のそこまで専門的でないこともあれば、専攻ごとに出題の専門的な内容のこともありますが、中央ゼミナールでは多様な講座を設置して皆さんをバックアップしております。

 

Q和訳でなく、TOEIC、TOEFLでも受験できるんですか?

その他、最近では、TOEFLやTOEICのスコアを提出することで、外国語の筆記試験はなしという大学院もとても多くなっています。東大では、TOEFLが入試で必要なところが多くなっていますが、東大の大学院入試で試験当日に受けるTOEFL(2技能)と、出願時にスコア(4技能)を提出する方式があります。その他、TOEFLでないといけない大学院、TOEFLでもTOEICでもIELTSなどでもいい大学院など様々であり、情報取集が大切です。外国語は、自分に合った方式を見極めて(2ヶ国語を得点源に!英文和訳が好き!TOEICが得意!和訳もTOEFLもTOEICも全部やる!など)受験勉強を進めるといいでしょう。

 

Q入試で英語が必要ないところもあるのですか?

大学院はかつては、学者を養成する機関という意味あいが強かったですが、1991年に大学院拡充政策を打ち出して以来、高度な職業人を育成しようという大学院なども増えました。その結果、多様な人材を大学院に受け入れるために、入試形態も多様化しました。その結果、入試で英語が不要な大学院(超有名校にも)も少なからずありますので、英語がネックの社会人、シニア、新卒の人も受験しやすくなっています。英語が苦手でも大学院受験をあきらめてなくていいようになっています。(しかし、英語も勉強しておいた方が受験選択肢は増えます。)

 

Q大学院の筆記試験対策はどうすればいいんでしょうか?

論文の筆記試験には、専門科目のところもあれば、一般的な小論文のところまで様々です。専門科目の場合には、該当分野の入門書、概説書などを数冊読みながら体系的な知識を身に付けて行くといいでしょう。中央ゼミナールの授業では、入試に特化した実践的な授業(添削付き)を致しますので、効率的な筆記試験対策になります。また、事前に志望する教授のところに研究室訪問をした際に、院生から勉強法を教えてもらえることもあります。研究室訪問のやり方なども中央ゼミナールではご相談に乗ります。

 

Q大学院の面接(口頭試問)とは?

大学院には、学術の発展が主眼の大学院(アカデミックスクール)もあれば、社会貢献につながるような研究をする大学院(プロフェッショナルスクール)や、その中間型など様々です。受験生のニーズと大学院側のコンセプトにずれがないかや、受験生の希望する研究内容がその大学院で指導可能かなどが面接では問われます。ミスマッチがあれば、教授陣、受験生のお互いが不幸になりますので、面接は重視されます。志望動機、研究内容、研究手順、手法、修了後の進路などが聞かれます。受験生のみなさんはとても不安に感じるものですので、中央ゼミアールではしっかりと面接対策指導も行っております。

 

Q大卒でなくても大学院に進学できるんですか?

大学院の受験資格は緩和され、大学院側が大卒同等以上と認めた人に関しては大学を卒業していなくとも、大学院を受験できるようになっています。ですが、実際のところは、大学を卒業していない人の受け入れに前向きな大学院は多くはありません。しかし、明治、立教、法政などの一部の研究科では、大学を出ていない人の受け入れに前向きでして、中央ゼミナールからはこれまでに100人以上の大学を出ていない人が合格をいただいております。こうした大学院は、土曜日と平日夜間少しの通学で修了できるため、社会人の方が働きながら通いやすくなっています。

 

Qどういう方針で受験校を決めたらいいのか迷っています。

受験校の決め方は、「特定の教授の指導を受けるために受験」「〇〇学を学ぶために受験」「研究テーマが合うところを受験」などいろいろあると思いますが、自分はどの大学院が合っているのかなかなかわからないケースもすくなくありません。受験校の決定に際しては、教授、カリキュラム、コンセプト、入試科目、定員、倍率、立地、学費、大学院のネームバリュー、開講時間(平日昼か昼夜開講かなど)などを考え併せて、総合的に決められるといいと思います。教授で選ぶ、入試科目で選ぶなどいろいろなやり方があります。受験するところがなかなか決まらない人も、お気軽に中央ゼミナールにご相談ください。