https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180227-00010002-binsider-soci

インターネットニュースで、スナックに通う女性が増えているという記事が出ていました。自分をさらけ出せる場所、人との交流できる場所を求める女性が増えているといった感じの記事でした。

スナックのような、誰にでも開かれ、自由に交流できるようば場所のことを、ドイツの社会哲学者のユルゲン・ハーバーマスは、公共圏と名づけました。

17、18世紀のイギリスのコーヒーハウスやフランスのサロンのような場所が公共圏の代表であり、そうした社会空間から様々な新しい考え方やトレンドが発信され、今日のジャーナリズムの源流になったとユルゲン・ハーバーマスは『公共性の構造転換』という本の中で論じました。

で、昨年、首都大学東京や東大法学部の先生方が、『日本の夜の公共圏–スナック研究序説』という学術書を出版なさいました。

一見すると学問の対象にならないようなものも、

学問の対象になっています。

お一人お一人の好きなこと、詳しいことを

大学院で学問的に研究できるようになっています。

 

大学院に行ってみたいけれども、

何を研究テーマにしたらいいのか、

戸惑っているうちに時間が過ぎてしまっている方も

お気軽にご相談ください。

 

中央ゼミナールからは、スナックの研究で大学院に進学した人はまだおりませんが、銀座の高級ホステスクラブ、歌舞伎町のホストクラブの研究で大学院に進学した人たちはおります。

研究の種はそこら中にころがっていますよ。