日本は、官民を挙げて観光立国化に取り組んでいます。小泉首相が2003年に観光立国元年を宣言し、2007年には観光立国推進基本法が制定され、政府は観光立国へ向けて動いています。
基本的施策として、「国際競争力の高い魅力ある観光地の形成」「観光産業の国際競争力の強化及び観光の振興に寄与する人材の育成」「国際観光の振興」「観光旅行の促進のための環境の整備」を打ち出しています。

JTB総合研究所が観光関係の検定や資格を創設したり、日本観光学会も「真の観光立国への25の提言」で観光人材の重要性を打ち出し、全国に観光関連の学部、学科が増設されるなど、政界、財界、学術界は、観光に取り組んでおり、観光研究は、社会的なニーズが高い分野となっています。
 観光研究は、欧米では、経済学や経営学のアプローチから研究することが多いですが、日本では社会学、地理学、文化人類学などのアプローチが多い傾向にあります。中央ゼミナールからもこれまでに多くの人たちが多様な学問的アプローチで、多彩な研究科に観光研究で大学院に進学しています。

 日本において、大学院の研究科のネーミングに観光というキーワードが入っている学校と言いますと、立教大学大学院観光学研究科や北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院、法政大学大学院政策創造研究科文化・都市・観光創造群などありますが、大学院の名称に観光と入っていなくとも、観光の研究が盛んな大学院は意外とたくさんあるため、多くの人たちが中央ゼミナールで情報収集して、東大、京大、一橋、東工大、早稲田、慶應、上智、MARCHなどに、観光研究で大学院に進学するという夢を叶えています。

そして、大学院修了後に、JTB、JR、星野リゾートといったところに就職したような人達、公務員になった人達もおります。

観光学という名前を打ち出している大学院(研究科名、専攻名、コース名など)もありますが、それら以外にもいろいろな大学院で観光研究は盛んに行われています。中央ゼミナールから、観光研究で合格した人たちとしては、

東京大学大学院
京都大学大学院
一橋大学大学院
東京工業大学大学院
神戸大学大学院
筑波大学大学院
横浜国立大学大学院
埼玉大学大学院
琉球大学大学院
早稲田大学大学院
慶應義塾大学大学院
上智大学大学院
明治大学大学院
青山学院大学大学院
立教大学大学院
中央大学大学院
法政大学大学院
同志社大学大学院
立命館大学大学院
などがいらっしゃいます。