Q論文対策はどのようにしましたか?A赤田先生の授業を聞いたり、紹介して下さった本を読んで知識をストックしました。そして、実際にストックした知識をもとに、何回も論文を書き、赤田先生に添削をしてもらいました。

Q論文対策のコツを教えてください。

A赤田先生もよくおっしゃられるのですが、「自分の得意パターンを作る」ことだと思います。自分の得意なネタを何個か作り、出題テーマをそのネタに(多少強引でも)絡めて書く訓練をすると良いと思います。そうすると、自分はどんな出題に対しても必ず解答ができるという自信が付き、実際の試験でも、落ち着いて解答ができるようになります。その他に自分は、同じ本を何回も読んで、毎回違う色でマーカーを引きました。そして、マーカーが重なっているところを、テキストファイルに書き込み、印刷して、暇な時間に眺め、言い回しを変え答案に引用しました。

Q 中央ゼミナールの活用のメリットを教えてください。

A自分に合った情報を得られることだと思います。中ゼミには、ものすごい情報量があり、経験豊富な先生方がいます。また、自習室もとても役に立つと思います。中ゼミの自習室は、みんな必死で勉強しているので、とても刺激になります。私は、とても飽きっぽいので、わざと外に出にくい席を選んで座っていました。

Q 受験を通して成長した点は何ですか?

A私が受験を通して成長したと思った点は、2つあります。1つは、試験は論理的思考を問う問題、専門科目、TOEFL、面接とやるべき事が多かったので、時間制約の中でどれを重点的にやるべきか、どのようにプランを立てたらよいのかといった、幅広い視野が身についたことです。2つめは、自分自身を客観的に見られるようになったことです。受験勉強を通して、なぜ自分は大学院に行きたいのか?、農業の研究が将来の自分にどう結びつくのか?、といったことを常に自問していました。そのおかげで、自分の置かれている状況や、これからしなければならないことが見えてきました。