「女性はクリスマスケーキだ」という発言が
かつての日本社会では堂々とされていました。
これは、クリスマスケーキが売れるのは、
12月24日のクリスマスイブで、
12月25日もまあまあ売れますが、
12月26日以降になると、
余ったクリスマスケーキは値引きしてバーゲンセール
にするということに由来します。
つまり、「女性はクリスマスケーキだ」というのは、
女性は24歳、25歳の適齢期を過ぎると
価値が下がっていい人と結婚が難しくなるという
言葉なのでした。
時代背景によっては、このような言葉が
当たり前のように使われていたわけです。
このようなことを研究するには、
社会意識論、ジェンダー論など社会学系の分野が
やりやすいでしょうね。
時代ごとに作られた常識がいかに変化したのか、しているのか
といった研究もおもしろいと思います。