たくさん本を書いていたり、テレビ出演、雑誌の執筆、ネットニュースのコメント、講演会など、副業をたくさんなさっている教授の場合は、忙しく時間が足りないため、大学院生を自分のゼミに入れようとあまり思っていないケースもあります。

大学院生を合格させて自分のゼミに入れますと、研究指導で時間を取られて、副業の時間が減ってしまうからです。その一方で、大学院生にいろいろ下働きをさせるために自分のゼミに入れようとなさるパターンもあります。

もちろん、副業もがんばり、大学院生の指導も熱心な教授ももちろんいらっしゃいます。

出願前に、教授にメールや手紙を出すなりして、自分との相性、歓迎度合いなどを探ることも、受験では大事かと思います。

特に、博士課程まで行って、研究者を目指したい場合は、指導教授選びは慎重になさるとよろしいかと思います。