4月17日(日)総合ガイダンスのお知らせ

みなさん、こんにちは。人文系指導スタッフのヴァネッサです。

今日はひとつお知らせをさせてください。

 

次の日曜日、4月17日に中央ゼミナールでは大学編入コースの総合ガイダンスが行なわれます

14時半スタートで中央ゼミナールの利用法や編入試験の英語の勉強方法などについてお話をします。

 

そのあと、15時半からは志望分野別(人文系、経済経営系、社会学系・・・など)に分かれて、ガイダンスを行ないます。このブロックでは人文系の部屋では編入試験までのスケジュール、人文系の英語の勉強法などについてお話をいたします!

入学済みの方はもちろん、入学をご検討中の方も参加可能ですので、お時間があればぜひいらしてくださいね。

 

今回の総合ガイダンスは予約制ですので、参加される場合はご予約をお願いいたします。

https://www.chuo-seminar.ac.jp/guidance/

お待ちしております~。

 

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英文系編入試験の特徴

こんにちは。英文系スタッフのnobiです。
今回は英文系編入試験の特徴について書いてみようと思います。

◎英文系学科で学べること
英文系の編入先で学べる分野は主に以下の3つです。
 ・文学(イギリス文学、アメリカ文学)
 ・言語学(音韻論、統語論、意味論、語用論、社会言語学など)
 ・英語教育
看板が「文学部」であっても、受験する学部学科に上記分野を専門とする先生がいれば、その分野から志望理由書の研究テーマを設定することができます。今の時期にしっかり情報収集をしておけば、この先の準備もスムーズに進みます。大学のホームページや募集要項で教員の情報を収集し、メモやノートに整理しておきましょう。

◎英語試験
英文系編入試験で、合否を大きく左右するのが英語の試験です。小論文や専門試験は実施せず、筆記試験は英語のみというところも多く(特に関東の大学)、「専門試験」の枠で専門的な内容の英語長文の要約や読解をさせるところもあります。
また、対策しなければならない試験形式としても、
 ・英文和訳
 ・和文英訳
 ・長文読解(記述、要約など)
 ・エッセイライティング
 ・総合問題(内容一致、文法語法穴埋め問題など)
等々、大学によって様々です。受験する大学の出題傾向を早めにつかんでおきましょう。

◎小論文、専門試験
地方国公立大では小論文試験が課されることろもあります。形式としては「課題文型」か「テーマ型」、出題内容としては「文学・言語・文化」といった英文系学科に関連するものが多いですが、「社会・時事・歴史」といった内容が出題されることもあります。専門試験を実施する大学は少ないです。出題される大学を受ける場合には、過去問で傾向をつかんでおくことが重要です。

◎面接
英語面接を行う大学が多い、というのも英文系編入の特徴です。英語面接の中身としては、日常会話程度でおしまいということあれば、志望理由についてしっかり話させることもあり、また、英検の二次試験のように英文を手渡され、その内容について質疑が行われるといった形式の試験を面接内で行う大学もあります。
募集要項に英語面接に関して明記されている場合もありますが、昨年度までは日本語面接のみだったのにいきなり英語面接が始まった、というようなケースもまれにあります。英文系学科への編入を目指す場合には、どの大学を受けるにせよ、日英両方の面接対策をしておいたほうがよいでしょう。

◎英語資格試験、事前審査
出願時にTOEIC、TOEFL、IELTS等のスコア提出を求める大学が増えてきています。また英文系では4技能のスコアが求められることが多いです。中央ゼミナールの下記のページでまとめていますので、ぜひ活用してください。
https://www.chuo-seminar.ac.jp/transfer/english/

また、出願の前に受験資格について事前審査を行う大学もありますし、出願時の単位に関して細かい決めごとを設けている大学もあります。昨年度の募集要項を参考にして、どのような準備が必要なのかを早め早めに確認しておくことが重要です。

「人文系」ではどんな勉強をするの?

こんにちは、しらのです。

 春休みも半ばになってきたので、編入試験について情報をいろいろ書いていきます!
 でもその前に今回は、そもそもこのブログの「人文系」ってどんなものなのか、人文系の各分野にどんなふうに触れていったらいいのか、ざっくり説明したいと思います。


 「人文系」というのは、平たく言えば「テキストを読むこと・書くことに関心を持ち(文学・言語)、またテキストの読解・作成を通じて事実(歴史)や物事の本質(哲学)をつかもうとしてきた」分野です。また、広く創作活動も研究対象になるので、芸術作品などについて勉強したいというときにも人文系というくくりで考えます。

 ただ、上に出てきただけでも「文学・言語・歴史・哲学・芸術」と、自分には何が向いているんだろうと迷ってしまいますよね。そういう、どの分野の学科にしようか迷っている方、新たな分野に挑戦しようという方は、まずはその分野がどのようなものか、イメージをつかむことが大切です。以下では各分野で最初にどうアプローチしたらいいか、 ご紹介します。


文学系・哲学系
 ・・・芸術もそうですが、まずは作品や考え方に触れてみましょう。お勧めの文学作品や読み物を、以下に挙げておきます。

 英文系・・・ヘミングウェイ『老人と海』、シェイクスピア『十二夜』など

 日文系・・・夏目漱石『夢十夜』、芥川龍之介『鼻』など

 独文系・・・シラー『ヴィルヘルム・テル』、カフカ『変身』など

 仏文系・・・ヴェルヌ『十五少年漂流記』、モーパッサン短編集など

 哲学系・・・『ソフィーの世界』(NHK出版)など

 これらの分野にある程度親しみがあるという方は、各国文学史や哲学史などの入門書に当たり、大まかな時代ごとの特徴や変遷をつかむようにするとよいでしょう。加えて、日文系の古典の読解については、高校時代の教科書でいいので、古文の基礎を復習しておくとよいですね。

歴史系
 ・・・これまで全く歴史に触れずに来たという方はいないと思います。市販もされている山川出版社の歴史教科書をベースにして、時代の流れを追っていきましょう。

言語学系
 ・・・言語に対しては、音、意味、文法、使われ方など、さまざまなフォーカスの当て方がありえます。自分の関心のある言語の興味深い表現や現象をピックアップして考えてみるとよいでしょう。入門書としては、黒田龍之介『はじめての言語学』をお勧めします。


 今回の案内は以上になります。受験プランやもう少し具体的な勉強法などについて聞いてみたい方は、以下のURLを参考に、中央ゼミナールの説明会や事前相談をご利用ください。お待ちしてます!

中央ゼミナール 入学案内
https://www.chuo-seminar.ac.jp/admission/