法学の要素

法学の知識は、講義を聞いたり、教科書を読んだりしてインプットするのが一般的でしょう。でも、勉強を始めてみると、最初は何を言っているのかわからないことも多いのではないでしょうか?どのような点に注意して講義を聞いたり、教科書を読んだりすればよいでしょうか?

法学の勉強を始めた当初は、だれでも「難しい」、「大変だ」、「続けられるか」といった不安をもちます。でも、理解できることが少しずつ増えていくと、勉強もスムーズに進みます。まずは、「慣れる」ことが大切です。慣れるためには、知らない言葉がでてきたらその都度調べましょう。理解できる言葉が増えれば、内容も理解できるようになっていきます。

また、条文、学説、判例は、法学を構成する重要な要素です。これらの要素が何を主張しているかに注意して勉強をしましょう。

「条文」とは、法令上の箇条書きされた文のことです。法学的主張をする際の根拠となるもので、これをどのように理解(解釈)するかをめぐって見解の相違が生じます。それが「学説」であり、一般的とされる学説は通説と呼ばれます。そして、裁判所の判断は「判例」と呼ばれ、実務上、前提とされています。

最初は時間がかかりますが、言葉やこれらの要素に注意して勉強すると、理解も進むと思います。法学を構成している要素を意識して、知識のインプットをすると効率的な学習ができますよ。


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