早稲田大学

早稲田大学大学院人間科学研究科臨床心理学研究領域

 

①入学試験概要

英語と専門科目と口述試験が課されます。

  • 英語

英語の筆記試験(60分)は、全文和訳が1題と英語での論述(英作文)が1題です。TOEFL-CBTで213点、TOEFL-PBTで550点、TOEFL-iBTで79点、TOEICで730点の基準点を超えているスコアシートを提出することで、英語の筆記試験が免除されます。TOEFL・TOEIC対策としては、中央ゼミナールには「TOEFL対策Reading・Listenning」、「TOEIC対策Reading・Listenning」などの授業があります。また、筆記試験対策では、和訳は「大学院英語<心理学>」で、英作文は「エッセイ・ライティング」のような早稲田大学受験にもぴったりの講座があります。

  • 専門科目

専門科目(90分)は、共通問題と個別問題に分かれます。人間科学研究科全体の共通問題(大問1題)としては、課題資料(グラフ・表など)の読み取り、それに関して論述や研究計画の立案課題が出されます。また、臨床心理学研究領域の個別問題では、一つのテーマに沿った4問程度の小問に論述で答える形式になっています。資料の読み取りと論述対策をしっかり行う必要があります。中央ゼミナールでは、「大学院臨床心理学論文ハイレベル」で臨床心理学についての論述対策を行うとともに、「大学院心理統計学ハイレベル」で共通問題での資料の読み取りの基礎となる統計的な知識を蓄え、さらに個別面談で解き方について相談することをお勧めしています。

  • 口述試験

口述試験では、研究計画書についてかなり詳しく聞かれますので、事前にしっかり計画を練り、面接対策をしておくことが必要です。また、説明会(例年は7月頃)への参加と指導を希望する先生への事前連絡は必須です。

 

②公認心理師カリキュラムへの対応

2018年4月以降の入学者については、公認心理師資格取得に完全対応することがすでに発表されています(2018年4月以降入学者は、臨床心理士資格のみの取得を目指す人と、臨床心理士・公認心理師との両方の資格取得を目指す人に分かれます)。

 

③中央ゼミナールでの対策と合格者

  • 履修授業例

大学院臨床心理学論文ハイレベル、大学院心理統計学ハイレベル、大学院英語<心理学>、(併願校に応じて、大学院基礎心理学論文)

  • 個別面談

研究計画書添削指導、面接対策、人間科学研究科共通問題対策などを行います。

  • 中央ゼミナールからの合格者

例年1名程度の合格者が出ています。他学部他専攻からの合格者も出ています。

 

 

※ 本記事に掲載されている内容は2018年1月23日時点のものです。詳しい情報は、早稲田大学大学院人間科学研究科にお問い合わせください。