筑波大学

筑波大学大学院人間総合科学研究科心理専攻

①入学試験概要

外国語(英語)と専門科目と口述試験が課されます。

  • 英語

英語の筆記試験(120分)は、英文の全文和訳が3題と英語で日本語文章の英訳問題が1題です。中央ゼミナールでは、「大学院英語<心理学>」で和訳の対策を行うと同時に、「添削英作文S」などの講座でしっかり英作文の対策を行う必要があります。

  • 専門科目

専門科目(120分)は、心理基礎コース・心理臨床コースの共通問題が8問(全問要解答)、選択問題については、心理臨床コース向けの問題3問(a~c)と心理基礎コース向けの問題3問(d~f)があり、心理臨床コース受験者は、a~cの3問に全て解答したうえで、d~fから1問を選択して解答します(つまり共通問題8問と選択問題4問を解答することになります)。ほとんどの問題が、語句について説明させるものです。臨床心理、基礎心理、統計という幅広い分野にわたって出題されますので、中ゼミでは、「大学院臨床心理学論文ハイレベル」、「大学院基礎心理学論文ハイレベル」、「大学院心理統計学ハイレベル」といった講座を受講して、しっかり準備することをお勧めしています。

  • 倍率

倍率は、1次(筆記)→2次では2~3倍程度、2次(面接)→合格者で2倍程度です。ただし、ここ数年は1次試験での受験者数が多く、倍率は上がっています。

  • その他

受験の前に研究室訪問を行い、指導を希望する先生としっかり話し合っておくことも必要です。

 

②公認心理師カリキュラムへの対応

平成30年度入学者から公認心理師受験資格に対応したカリキュラム体制となることが発表されています。

 

③中央ゼミナールでの対策と合格者

  • 履修授業例

大学院臨床心理学論文ハイレベル、大学院基礎心理学論文ハイレベル、大学院心理統計学ハイレベル、大学院英語<心理学>、添削英作文S

  • 個別面談

研究計画書添削指導、面接対策

 

※ 本記事に掲載されている内容は2018年1月26日時点のものです。詳しい情報は、筑波大学大学院人間総合科学研究科にお問い合わせください。