学習院大学

学習院大学大学院人文科学研究科臨床心理学専攻

 

①入学試験概要

外国語試験、専門科目試験、口述試験が課されます。

  • 外国語

英語・ドイツ語・フランス語・中国語から1つ選択する形式です。英語の筆記試験(60分)は、人文科学研究科の共通問題で(長文読解で大問2題)、文章理解や下線部和訳などの総合問題です。

  • 専門科目

臨床心理学Ⅰ・Ⅱと分けられています。臨床心理学については、臨床心理学Ⅰ(120分)は、論述2題と語句説明10題、臨床心理学Ⅱ(60分)は、心理学の研究について書かれている英語長文の要約問題が1題出題されます。

 

したがって、対策として、①人文系の英語に慣れる必要がある(共通英語対策)、②臨床心理と基礎心理、統計の理解が必要(臨床心理学Ⅰ対策)、③英語の要約の対策が必要(臨床心理学Ⅱ対策)になります。

研究室訪問はありませんが、6月・7月あたりに説明会が開催されますので、できるだけ参加し、情報を得たほうがいいでしょう。

倍率

倍率は例年3倍程度となっています。

 

②公認心理師カリキュラムへの対応

2019年度より公認心理師カリキュラムに対応するとされています。

 

③中央ゼミナールでの対策と合格者

  • 履修授業例

大学院英語<人文>、大学院英語 <心理>

大学院臨床心理学論文、大学院基礎心理学論文、心理統計学などを

  • 個別面談

研究計画書指導、口述試験対策などを行います。

  • 中央ゼミナールからの合格者

例年2~3名程度の合格が出ています

 

※ 本記事に掲載されている内容は2018年4月21日時点のものです。詳しい情報は、学習院大学大学院人文科学研究科にお問い合わせください。