上智大学

上智大学大学院総合人間科学研究科心理学専攻臨床心理学コースの受験情報

 

「サイエンスとヒューマニズムを統合して人類の福祉に寄与する高度の専門家を養成」を掲げており、「基礎と臨床の双方を幅広く学ぶことができる」大学院をコンセプトとしています。

①入学試験概要

試験当日は、専門科目試験と口述試験が課されます。英語については事前に2019年度試験よりTOEFL、TOEIC、IELTS、TEAP のいずれかの成績の提出が求められるようになりました。また、出願前に志望する研究室の教員 (決まってない場合は臨床心理学コースの専攻主任) との事前面談が必要です。

  • 英語

中ゼミでは「TOEFL対策Reading・Listening」および「TOEIC対策Reading・Listening」という講座を設け、いずれかの講座を受講することで、出願時に英語の成績を提出できるよう対策しています。

  • 専門科目

専門科目では、臨床心理学や基礎心理学、研究法 (統計) から出題されています。形式は論述と用語説明からなり、それぞれ例年8~10題程度が出題され、語句説明はすべてに解答が求められ、論述については出題された論題のうち4題を選択する形になっています。

中央ゼミナールでは、「講義+答案作成+答案添削」を行なうことで知識だけでなく記述力や考察力を鍛えています。

  • 口述試験

口述試験では、臨床心理学や研究計画書、人物など幅広い内容が問われています。中央ゼミナールでは、個別面談で研究計画書の添削指導や面接対策を行っています。

  • 倍率

例年2倍程度の倍率となっています。

 

②公認心理師カリキュラムへの対応

2018年4月以降の入学者については、公認心理師資格取得に完全対応することがすでに発表されています。

 

③中央ゼミナールでの対策と合格者

  • 履修授業例

大学院臨床心理学論文、大学院基礎心理学論文、大学院心理統計学、「TOEFL対策Reading・Listening」「TOEIC対策Reading・Listening」(のいずれか1つ) などを履修しています。

  • 個別面談

個別面談では研究計画書添削指導、面接対策などを行います。

  • 中央ゼミナールからの合格者

例年1~2名程度の合格者が出ています。他学部他専攻からの合格者も出ています。

 

※ 本記事に掲載されている内容は2018年7月7日時点のものです。詳しい情報は、上智大学院総合人間科学研究科にお問い合わせください。