試験問題

HTです。
一般入試の真っ只中ですね。
なんでも昨日は慶應の文学部の試験だったとか。
日吉に行く手段が極めて限られる雪の中(地下鉄or徒歩)、受験した高校生のみなさん、ご苦労様でした。
って、高校生はここみてないかな^^;

さて、今回はお約束通り試験について少し書いてみようと思います。
一般入試と編入(あるいは大学院)試験の違いとは何でしょうか?
・時期(1~3月vs年中)
・試験科目(5科目vs専門)
・英語の内容(一般入試型vs専門の和訳)
・書類審査(なしvs志望理由書)
など、挙げていけばきりがないですね。

ここでは出題者および採点者について書いてみましょう。
一般入試の出題と採点は誰がするのでしょうか?
実は、これをやってるのは必ずしも大学の先生ではないんですよね。
そういう業者があって、そこにアウトソーシングしているケースが増えているそうです。

理由はなぜか?
めんどくさいからです。
このブログでも何度か書いてきたように、大学の先生は入試が大っ嫌いです。
なぜか?
うまくいって当たり前だからです。
1つでもミスがあろうもんなら、マスコミなんかは黙っちゃいませんからね。
「○○大学、出題ミス!」などという記事がでちゃうわけです。

だからこそできるだけやりたくない。
そうなるとどうなるか?当然ながら、そこにはマーケットが生まれることになります。
つまり、有料で入試問題を作成・採点する業者が登場するわけですね。
しかも入試業者は5科目についてはある意味、大学の先生より精通しています。

これが一般入試のお話し。

実はこのことは、編入試験や大学院試験には、現在のところ当てはまっていません。
理由はやはり専門性でしょうね。
今のところ、経済学や経営学、法学に政治学に心理学、社会学のような専門的な問題を出題して採点するノウハウをもった業者は多くないわけです。

だから一般入試をアウトソーシングしているような場合、編入試験や大学院入試の問題は、数少ない、大学教員自身による出題・採点が行われる入試だといえるわけです。
受ける人は、そのあたりを意識してみるといいかもしれません。

いかがだったでしょうか?
少しは裏日報らしくなったかな?(笑)

PS
当初の予定通り、昨日はやはり歩いて帰りました。
帰宅に要した時間約3時間。。。
まさかこの年になって通退勤で10キロも歩くとは思わんかった(>_<)

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