編入と就職活動
こんにちは。中央ゼミナールスタッフYです。
センター試験も終わりいよいよ本格的な入試シーズンです。就職活動も本格化しています。
人生の選択においてもっとも重要な時期の一つといえますね。
中央ゼミナールのホームページには質問掲示板というのがあり、大学編入や大学院入試に関する質問なら誰でも書き込むことができます。
その中で最近目立つと感じる質問は「編入したら就職活動に有利か?」や「学士編入を目指すと大学に6年以上在籍することになるが、就職活動に不利ではないか?」といった編入と就職活動の関係についてです。
就職活動に関連して面白い記事を見つけました。
東洋経済オンラインの「就活、激変! 成績は仕事への態度を映す鏡」という記事。
就職活動において大学の成績は見られないのが定説でしたが、成績を参考にする企業が徐々に増えているという内容でした。
なぜ成績を見るかというと、「頭が良いか」を確認するためではなく、「やりたくないけどやらなければならないことに一生懸命取り組めるか」を示す格好の材料だから。
残念ながら大学の授業というのは面白いものばかりではない・・・だけど単位を取るためにわりきって頑張れる人は、職場でも長続きするだろうと推測される。エントリーシートは学生が「やりたいこと」を書かせるものが中心だが、現実に働き始めるとやりたいことばかりできるわけではない。
そういったときでも一生懸命やって結果を出せる人かどうかを評価するために、成績表が用いられているようです。
興味がある人は調べてみてくださいね♪
この記事に思わず膝を打ちました。
ここに編入試験を突破した人たちの強みがあると思います。
編入したい!と思うのは簡単なことだけれど、編入試験に合格するためにいざ勉強するとなると苦痛を感じる人が大半だと思います。勉強は苦しいものです(楽しくなってくるまではとても苦しいですね)。
しかもサークルだバイトだ旅行だと遊びまわっている大学1・2年生というその時期に、じっと机に向かう。
たしかに編入試験は大学受験に比べると科目数も少なく、やるべきことは決まっていて勉強量は少ないと思われがちです。しかし周りも勉強している高校生のときの環境と、周りが遊びまくっている大学生の環境は確実に違う訳で、この中で自分を律して「やらなければならないこと」に取り組むのは本当に大変だと思います。
そのぶん苦労を乗り越えたことで得られるものは、希望する大学に行けた喜びや自信だけでなく、周囲からの評価という形であらわれてくるんですね。
編入試験を経験し結果を出したことは確実に強みにできます。他人から評価された結果であり、かつ結果が目に見えるものだけに。
「編入したら就職活動に有利か?」という質問には「使い方しだいで強力な武器になります。」と答えられます。周りより年齢を重ねてしまったとしてもです。
TH先生がすでにご案内してくださいましたが、3月23日(日)進学ナビ!というイベントを行います。
その中で、今4年生で就活を終わらせた人、今3年生で就活真っ最中のOB・OGをお招きします。
編入したその先はどうなるの!?と疑問をお持ちの方は、ぜひご来校くださいね。