私の合格勉強方法

私は中央ゼミナールに通い、来年の4月から第一志望校であった聖路加大学に進学することができるようになりました。私一人で学習していたとしたら、合格はできなかったと思います。
中央ゼミナールを選んでよかったと思った理由は数多くあります。まず、情報が多く手に入り、非公表の過去問なども手に入る点です。過去問があれば何を重視して勉強すればよいかが分かりますし、他の受験者に対して大きなアドバンテージになったと思います。
エッセーや小論文など、自習ではなかなか伸ばせない科目を先生に丁寧に添削していただける点もよかったと思います。私は小論文がとても苦手でした。ですが、聖路加大学では、小論文を重視する傾向があります。なんとか合格できるくらいの小論文が書けるようになったのは、先生に何度も何度もみていただき、アドバイスをいただけたおかげだと思います。
また、高校のとき以来全く勉強していなかった生物も、私にとっては強敵でした。生物は一つ分からないと次から次へと分からなくなるので、根気強く質問に答えてくださる先生がいたことは、とても心強かったです。おかげで生物は入試でも高得点が取れたのではないかと思います。
面接も私は苦手だったのですが、宍戸先生をはじめ、多くの先生方が繰り返し面接の練習をしてくださり、様々なアドバイスをいただけました。そのおかげで、志望動機など丸暗記して話していることがバレバレのかつての私の面接スタイルから、面接官とコミュニケーションしながら自分をアピールすることが(多少は)できるように改善できたのではと思います。その結果、面接が重視される聖路加大学に合格できたのではないかと思います。
授業以外にも、前年の合格者のお話が聞けたり、助産師さんの話を聞けたりしたことは、中央ゼミナールならではのよいところだと思います。前年の合格者の方から、どのようなテキストで勉強したかや、校風などを詳しく伺うことができました。特に校風は、志望理由書などを考える際に大きなプラスになりました。校風が合うか合わないかは、入学後に充実した生活を送れるか否かの大きな分かれ目になると思います。ですが、オープンキャンパスなどは、どの大学も生徒に来てもらいためか、とても親切で愛想がよく、大学ごとの違いはなかなか見えにくいと思います。なので、在校生のお話はとても参考になりました。
助産師さんのお話を聞けたことも、自分の視野を広める上でとても役立ちました。看護師になりたいと思っていても、身近に看護師がいなかったため、現場の裏話のような話はあまり聞けませんでした。まして助産師がどのように働いているかなどは、知る由もありませんでした。お話を聞けたのは、将来何科の専門家になるかなど考えていく上で(それは志望理由書に直結しました)とても有意義でした。
では次に私がどのように中央ゼミナールで勉強していたかを紹介したいと思います。来年受験される方へアドバイスになればうれしいです。
私は授業にはできるだけ出るようにしていました。私の場合、受験と卒論提出が同時期だったので、両立は体力的に厳しいと思うこともありました。多く勉強することが難しい人は、授業だけは出るようにするなど、最低の勉強量を決めておくことをお勧めします。その方が精神的にも楽になると思います。
また、面接と志望理由書は何回も見てもらうことをお勧めします。志望理由などを志望理由書の枠内に収めるように分量を調整することは思った以上に至難の業で、繰り返し見てもらうことが必要でした。さらに面接の練習を繰り返すことにより、自分の経験がどのように面接官に評価されるかを知ることは、上手にアピールする上で必要だと思います。
以上のようなことが、私が受験を経験して得たことです。来年から聖路加大学で一生懸命に勉強して、少しでもよりよい看護師になれたらと思います。お世話になった先生方、本当にありがとうございました。

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