受験校すべてに合格できた

中央ゼミナールには2月のプレ学期からお世話になりました。私は臨床で約6年、がん看護に携わりがん看護の専門性を追求していました。認定看護師への道も検討する中で、改めて広く看護学というものを論理的に学び直したいと考えるようになり、編入学を決意したのが昨年です。しかし編入試験の実際は良く分からず、本当に自分が進学できるのかも漠然とした不確定なものでありました。それから中央ゼミナールの存在を知り、宍戸先生の話を伺ったあと、私はすぐに入学を決意しました。自身の志望校の合格者を多く輩出しているという点はもちろん、何より宍戸先生のお人柄と熱意、そして学生一人ひとりへの徹底した指導体制に惹かれたためです。

これまで看護一筋であった私にとって、英語や小論文の授業を受けるにあたり、他の学生についていけるのかという大きな不安がありました。中でも英語は苦手意識も強く抵抗がありましたが、今となっては英語を学ぶのが一番楽しいというのだから、自分でも驚きです。英語の基礎をまったく理解していなかった私にとって、プレ学期からお世話になった千頭和先生の授業は衝撃でありました。英語はこのように考えるのか、と非常に納得させられるすばらしい授業であると思います。そして英語の知識だけでなく、学生に対する真剣な授業姿勢は、厳しい言葉を伴いますが伝わるものが大きく、英語以外の勉強にも良い影響を与えてくれたと心から感謝をしております。

小論文については、眞子先生の医療系だけでなく、論文の授業を受講し形式を身に付けたり、社会時事に理解を深めたりすることが出来たと思います。特に眞子先生の医療系小論文では、様々な形式の出題に対応できるよう構成が組まれており、きめ細かな添削もして頂き、少しずつ論文の形を崩すことなく書けるようになっていきました。

日々の学習については、しっかりとスケジュールを立てて行うように心掛けました。常勤の仕事を退職し、アルバイトに切り替えて入学したため、仕事を掛け持ちしている方よりも勉強に専念できたことが、大きかったと思います。可能であれば仕事をセーブし受験に専念できる環境を作り、毎日勉強する時間を作ることが大事だと思います。週単位、月単位でやるべきことを決め、課題や問題集を進めることで、少しずつではありますが自身の成長を感じ、自信をつけることが出来ました。

また、先生の言うことを信じて素直に実行するということも重要であると思います。授業の予習・復習、再提出、単語テストの対策などの基本的なことを大切にしました。時間のない方にとっては大変かもしれませんが、先生方を信じついていけば、必ず結果は出るのだと感じることが出来ました。あるとき、宍戸先生や看護の野本先生に「あなたは大丈夫よ」と言われ、簡単にそんなことを言わないで欲しい、と不安が募った時期がありました。また看護学の記述問題に苦戦し、授業中に隠れて涙したこともありました。しかし最初の受験校であり、結果に不安のあった金沢大学の合格発表を受け、自分がこれまでやってきたことは間違いではなかったのだと感じると同時に、先生方は私自身よりも私のことを信じて下さっていたのだと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。やはり多くの学生を見ているだけあるなと感じました。

中央ゼミナールでは過去問題や受験情報が自由に閲覧出来るため、活用させて頂きました。編入は情報が少ないので、ガイダンスを含め、先輩方の生の声を聞ける機会は大変有益です。また、志望理由書や面接対策では、こちらが心配になるくらい一人ひとりの学生に丁寧に対応して下さいます。特に第一志望の千葉大学の志望理由書は、これまでの臨床での経験や看護への思いが詰まった、とても良いものが出来たと思います。自習室も開放しており、私の場合は毎日10時~21時まで利用し、他の学生たちの頑張りが自身の励みにも繋がりました。

編入を決意してから約1年、受験校すべてに合格することが出来、自分自身が一番驚いております。私が合格できたのも、中央ゼミナールへの入学を選択し、そこで出会った先生方を信じ、前向きに取り組んでこられたからであると思います。不安になった時期もありましたが、学び知ることの楽しさを素直に感じ、またそうすることの出来る環境に感謝しながら、有意義な時間を過ごす事が出来ました。これまでご指導いただいたすべての先生方、スタッフの皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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