私一人の力では合格できなかった

 私は、大学1年の時に大学内の編入試験に落ちました。その時の私は編入試験がどういうものなのか、何を勉強したらいいのか、さっぱり分かりませんでした。しかも、私はそれでいて編入試験をまぁなんとか受かるだろう程度に甘くみていました。その結果、テストはボロボロ、面接では言いたいことも上手く伝えられず、面接官からの質問にもたどたどしい感じでしか答えられませんでした。 結果は当然、不合格で、でもやっぱり生物系のことがやりたくて、他大学の編入試験を受けることにしました。だけど、今の状態のまま受けたのでは前と同じで全然ダメだと思い、インターネットで編入試験について調べていたところ、中央ゼミナールを見つけました。
インターネットで概要を読んだだけではピンとこなかったので、とりあえず説明会に行こうと聞きに行ったところ、編入試験の奥深さを知り、ショックを受けました。私が思っていたのと全く違って、受かるために何が必要だったのか、気付きました。勉強は自分でどうにかするしかないけれども、編入試験では試験に関する情報が大事だということに。中ゼミには編入試験に関するたくさんの情報があると聞き、その時に私は中央ゼミナールに入ることに決めました。
中ゼミに入るといろんな考え方の人がいて、そのことが刺激になったり、一緒にがんばることもできました。また、私が不安に思っていた面接の練習や志望理由書の書き方など、とても親切に対応してくれました。私は面接を4、5回は受けました。そのおかげでちょっと度胸はついたし、本番の面接ではスラスラと、また深いところまで聞かれても、ハッキリと受け答えすることができました。
そして受験のためにやらなきゃならないと、半ばイヤイヤに思っていた勉強のおもしろさを教えてくれました。特に千頭和先生の英語は、これまで私が学んできたものはなんだったのか、と言いたいくらい分かりやすく、理解しやすいものでした。英語の勉強が楽しいと思ったのは初めてでした。編入のためと通い出した中ゼミですが、だんだんと、これからの生活にとっても大きな、そして大切な収穫を得た気がします。
また、編入試験を受けるために地方まで行ったり、1人でビジネスホテルの泊まったり、そんないろんなことを経験して、合格できた時の驚きと喜びは今でも忘れられません。私一人の力ではとうていできなかったことです。
中ゼミでお世話になった先生方、本当にありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました