合格までの道のり

私が編入学試験を受験しようと考え始めたのは去年の12月頃だった。インターネットで調べたところ実績のある中ゼミに決めた。
実際中ゼミに入学したのは四月で試験まで後3ヶ月しかなかった。
2、3月は独学で英語の勉強をして単語、熟語など暗記できるだけした。
4月から授業が始まったものの、その時は志望校を漠然としか考えておらずとりあえず3、4校受けとけばどこか受かるだろうと甘い考えを持っていた。
5月になり国立大学の願書を4、5校請求して志願書をどう書いたらよいか相談しに行ったところ、「自分が研究したいと思えるとこを受験しないと受からないよ」と言われた。当たり前のことだったがその時まで少しも考えていなかった。それから急いでもう一度調べ直すと、勉強してみたいと思うところが一校だけ見つかった。願書提出まで時間が本当になかったので、さっと志願書を書いて4、5回添削を受けた。何度も書き方を指導してもらったおかげで満足できる内容に仕上がった。その後、5月中は中ゼミのテキストをひたすら解いて英語に関しては何度も添削してもらいテキストの知らない単語はすべて覚えて、生物は自分の分からないところを質問し続け疑問点を残さないようにした。そうしている内にだんだん自信が持てるようになっていった。
6月に入って残り1ヶ月になり、遅めの過去問研究を始めると、今まで持ち続けていた自信を一気に失ってしまった。全く解けなかったのである。しかし今更志望校を変えるわけにもいかないので自分を信じて勉強し続けた。開き直って勉強したのが功を奏したのか、どんどん過去問が解けるようになっていき、1週間前には合格点は取れるようになった。しかし、試験は筆記だけではなく面接もあったのでしっかり対策を立てておく必要があった。
その頃中ゼミで面接の説明会があったので、それを参考にして中ゼミの先生に指導してもらった。意外と自分が言いたいことがしっかりと言えないことに初めは苛立ちを覚えたが、3回ほど練習するとそれもなくなった。そのおかげで本番も臆することなく、しっかり対応でき合格を確信した。

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