仲間と切磋琢磨の5ヶ月間

 私はもともと大学受験で希望する大学に合格することができず専門学校に入学を決めた時から編入の道を考えていました。しかし、専門学校での学びも多く忙しい日々に編入を諦めつつありました。2年生の後期、周りの友人も就職先の話をしだしたころに「もう一度編入の話をちゃんと聞いてみよう」という気持ちで中央ゼミナールの宍戸先生との面談に訪れました。中央ゼミナールを選んだのは、編入試験対策がしっかりしていると感じたのと、合格実績の高さからです。そして宍戸先生に色々お話を聞き、大学編入をすることが自分のためになると考え、プレ学期からの入学を決めました。
 「大学編入は甘いものじゃない」という覚悟を決めてプレ学期の授業に臨みましたが、初日に私の覚悟はまだまだ甘いものだったと感じました。看護学では、先生から問われる質問に全く答えられず大学受験で勉強していて少しは分かっていると思っていた英語も今では英文法をちゃんとわかっていなかったということを思い知らされました。その日から、私は大学編入の勉強を本気で始めました。
 勉強方法としては、看護学は授業の予習復習を徹底して行いました。たかが予習復習とこれまでは思っていたけれど、看護学の野本先生に授業で聞かれることに答えるための予習は本当に大変でした。英語は、授業の復習を主に行うのと、ターゲット1900での単語勉強、そして速読英熟語という参考書で英熟語の習得と英文の速読力を習得できるようにしました。小論文は授業で行う添削問題と新聞を読むことを主に行っていました。
 今振り返ると私が受験勉強を行った5ヶ月はあっという間でした。しかし、合格を勝ち取るまでは本当に精神的にも体力的にも辛い5ヶ月でした。3年生になり、春学期が始まってからは専門学校の実習とも重なり、忙しく編入の勉強を行う時間がなく焦ったり、土日に中ゼミに行くと実習の記録を行う時間がなく、睡眠時間を確保できないこともしばしばでした。それでもなんとか頑張り続けられたのは、中ゼミに行くと同じような境遇で頑張っている仲間がいて、負けられないと切磋琢磨することができたこと、そして宍戸先生との面談や面接練習のときに話を聞いてもらい励ましてもらったことがあったからです。本当に中身の濃い5ヶ月間で、受験勉強だけでなく、これから生きていく上での大切なことも教えていただきました。
 最後に皆さんへのアドバイスとしては、中ゼミの先生に言われたことをしっかりと行うことと、大学編入の受験勉強は大変なことも多いですが、諦めずにやり続けることだと思います。

タイトルとURLをコピーしました