中ゼミに出会えてよかった

 私は看護専門学校に通っている時に保健師の仕事に興味を持った。しかし、保健師の資格を取得するには看護系大学や保健師養成学校に進学する必要があり、今まで一度も受験勉強をしたことのない私にとってはハードルが高かった。保健師になることを諦めて看護師として病院で働いていたが、保健師になりたいという思いが捨てきれず、大学受験に挑戦することにした。
 受験科目には英語・看護学・小論文・面接があり、看護学・小論文・面接に対してはそれほど不安を感じなかった。しかし、英語は中学生の頃から苦手で今までずっと英語から逃げ続けてきた。そのため、英語は基礎から勉強しなおす必要があり、それは独学ではできないと思い予備校に通うことにした。最初に通った予備校は、基礎ができていることを前提として授業が進められていたため、私にはまったく授業内容を理解することができなかった。この授業では英語ができるようにならないと焦りを感じ、別の予備校を探し始め、中央ゼミナールを見つけた。中央ゼミナールの英語授業は自分に合ったレベルを選ぶことが可能で、私は基礎コースを選択した。授業では英語の基礎の基礎から丁寧に教えてもらうことができた。基礎が身についてくることで今まで読めなかった英文が少しずつ読めるようになっていた。そうなると英語を勉強することが楽しくなり、講義の時間以外にも毎日自習室で英語の勉強をしていた。中央ゼミナールで英語の授業を受けていなければ、私は一生英語が嫌いでできないままだったと思う。
 看護学、小論文に対して苦手意識はなかったが、実際に過去問を解いてみると、まだまだ勉強が必要なことに気付かされた。看護学の授業は、事前に配布される問題を自宅で予習し、授業時に解答をしていくのだが、一人ずつ口頭で発表しなくてはならなかった。発表した答えが間違っていた時や、答えが分からないと発表する時は恥ずかしい思いや悔しい思いをした。恥ずかしい、悔しい思いをしたからこそ、その授業で教わったことを今でも鮮明に覚えているのだと思う。また、もっと勉強をしなくてはいけない、勉強が足りないという気持ちにさせてもらった。厳しい授業だったからこそ、そのぶん力を身に付けることができたと思う。
 小論文の授業では答案を添削してもらい、その添削をもとに再提出することができた。これを繰り返していたことで、自分の文章の傾向が見えてきて、改善すべき点や注意すべき点を把握することができた。また、何度も文章を書くことでスピードも上がり、試験本番では時間に余裕をもって文章を書きあげることができた。面接も何度も練習をしていたことで、自分の言いたいこと、伝えたいことが明確になり、どんな質問に対しても焦ることなく柔軟に対応することができたと思う。
 中央ゼミナールは受験に必要な多くの力を伸ばしてくれ、私は無事に大学合格を達成することができた。私が中央ゼミナールで出会った先生方は、大学に合格することを一番に考えて親切丁寧に対応して下さった。中央ゼミナールに通っていなければ、きっと大学合格は難しかったと思う。本当に中央ゼミナールに出会えてよかった、そして中央ゼミナールでお世話になった先生方に心から感謝している。

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