中ゼミの授業と自習室の

私が編入をしようと決めたきっかけは、高校生のころ目指していた大学がどうしても諦めきれず、また現在の大学に物足りなさを感じていたからだった。しかし実際は、現在の大学にどこかで満足していた部分があったようだ。そのため、中ゼミでの授業が始まってからも、ただ授業に参加するだけで復習や自習室での自習をほとんどすることはなかった。
これではいけないと焦りはじめたのは夏休みが始まってからだった。そのうち載るだろうと甘くみていた成績優秀者の欄にいっこうに名前が載らず、一方、周りの友人はどんどん成績がよくなり、その欄に名前が載り始めたからだ。そこで、私はまず勉強をする環境をつくろうと思い、自宅ではなく自習室で勉強をすることにした。ちょうど夏休みも始まっていたため、毎日自習室で朝早くから夜遅くまで勉強をした。具体的には、前期の英語の授業の復習を徹底的に行った。そして、使いなれた高校生の時の単語帳を使い語彙力を増やした。経済学は、坂東先生の授業プリントを隅々まで読んで理解した。そしてプリントを赤下敷きで隠し、そのページをそのまま書き写せるくらいまで暗記した。やはりすぐには成績があがることはなかったが、夏休みが終わるころには徐々に英語の点数も上がってきて、経済学も過去問が解けるほどになった。
入試前の対策としては、その大学の過去問を5~6年分解いた。しかし、ただ解いて終わりではなく、英語については全訳を作り自分で答え合わせをした。経済学は、問題集や授業プリントから類似する問題をさがし、答え合わせをしたり解答のレパートリーを増やしたりした。
最後に、毎日の授業の復習をきちんと行い、その大学の過去問対策をしっかりと行っていれば受からない大学はほとんどないと言っていいと思う。中ゼミの授業と自習室の力はほんとにすごいと思います。

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