情報が無ければ戦えません

 編入試験についてインターネットで調べると「編入試験は情報戦だ」のような情報ばかりがあふれていて正直みなさんもうんざりした経験があるんじゃないかと思います。もちろん有用な情報も稀にはありますが存在します。しかしほとんどが募集要項を水でうすめたようなものばかりで、血眼で探しまわっていたらいつのまに一時間たっていた、なんてことが私にはしょっちゅうありました。
 そんなくだらない時間をすごしてしまうことにうんざりしたために私はついに中央ゼミナールの春期講習に参加することを決めました。そこではじめにもらえる「大学編入データブック」という本がすさまじかった。倍率から受験日までのデータが大学別にまとまっているのです。これは高校・大学受験などではインターネットにゴロゴロ転がっている情報ですが、編入となった途端にこれらの情報をあつめることは相当に骨がおれる作業になり、初めに述べた私のような状態になるのはまちがいありません。もちろんデータはその前の年のデータですから、その年の募集要項をダウンロードして、にらめっこをする必要はありますが、それでも受験計画をする時間は数十時間節約できたはずです。
 次に魅力的だったのはやはり過去問閲覧サービスです。信じられないことに編入試験の過去問ってネットに全然落ちて無いんです。手に入れるには郵送をお願いする手紙を送ったり、最悪の場合には直接足を運ばないと手に入らなかったり、そもそも一切公開してないなんてこともしょっちゅうあります。そんな貴重な情報が塾生になるだけでバシバシコピーできます。
 授業以前に最低でもこれだけの情報が手に入るんです。受験生にとってもっとも大事なのは時間だというのは共通の認識かと思います。しかしその時間は情報を集めるための時間ではありません。お金でその時間を買えるのなら迷う理由はないと私は思います。

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