人生が変わる

 この度、東北大学経済学部の編入試験に合格することができたので、体験記を書かせてもらいます。少しでも編入受験を考えている皆さんの参考になれば幸いです。

 私が編入受験を考えた理由は、大学在学中に経済学に興味を持って、経済学部に進学したいと思ったから、また、在学中の大学が非常に厳しい大学で馴染めず、環境を変えたいと思ったからです。私は元々経済専攻ではなく、編入受験のために具体的に何をすればよいのか分からなかったので、編入試験に合格した友人に会ったとき、中ゼミを勧められました。そして、在籍中の大学に戻るつもりはなかったので、大学を休学して中ゼミに通い、編入受験することにしました。編入するからには、在籍中の大学以上の大学に行きたいと思い、旧帝大レベルの大学しか受験しないことにしました。

 こうして4月から中ゼミに通うことになったのですが、私は英語が苦手で、経済学、経営学、小論文も初めて学ぶことばかりで、1学期は復習が大変でした。しかし、各先生方が質問に丁寧に対応してくれたので、スムーズに知識を定着させることができました。各科目とも1学期の内容が夏期、2学期の基礎となっているので、必死で1学期の復習を完璧にしてください。

 1学期の復習をしていると、夏期講習が始まりますが、夏期で最も重要なのは体調管理だと思います。夏期講習中は1日に3科目も授業が入ったり、殺人的なスケジュールになる週もあります。そして、北海道大学、名古屋大学情報文化学部など早くも試験が始まる大学もあり、不規則な日程で疲れます。また、何より近年の異常気象で暑くて倒れそうになりますが、体調に気をつけて勉強を続けてください。

 そして、2学期は多くの人が志望校の受験をする時期だと思います。2学期は毎週授業で学んだことをその週のうちに復習していかなくてはいけません。また、受験直前なので、復習だけでなく、過去問などで決められた時間内に問題を解く練習も必要です。さらに志望理由書の提出が必要な大学もあるので、志望理由書は夏までに一度完成させておくことをお勧めします。

 このように、中ゼミは復習が大変で、科目数も多いですが、だからこそ東北大学合格者を多く出していると思います。科目数を絞って勉強している他の予備校生や独学生とは大きく差をつけることができ、科目数の多い東北大学で全科目高得点を狙えるのは中ゼミならではです。また、名古屋大学、九州大学などの早い時期の受験で合格して辞めていく人がいる中、中ゼミは東北大学受験者が多く、12月まで辞めずに勉強を続けることができる環境が整っています。

 私のように、専攻した分野が変わった人、大学に馴染めなかった人、一般入試で不合格の大学に再チャレンンジする人、学歴にコンプレックスを感じている人など様々な人が編入試験をすると思いますが、最後まで諦めず、志望校に合格してください。人生変わりますので。

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