中ゼミなくして合格はありえない

 今でも手が震える。インターネット上で「合格おめでとうございます」という文字を見たときは本当に驚いたが、本命の大学に合格できた事実がただただ嬉しかった。中ゼミに通っていなければ、私は絶対に落ちていた。私は中ゼミではとにかく面談を入れ、自分の志望する大学を対策するにはどの授業をとればいいか、志望理由書の書き方、面接練習、過去問添削などをお願いしていた。これらのことが全て面談で先生と一対一で指導してもらえるのだ。そこで言われた大事なポイントをメモに残し、何回も見直した。中ゼミでは過去問を実際に閲覧できるのでとても助かった。授業では、添削された課題、先生が見直してくれた部分をよく見直し、後日自力でもう一度解いて復習していた。そして、とにかく過去問と授業の課題を何度も解いた。和訳の対策はそうしていた。エッセイの場合はとりあえず書くことが一番大事なので、過去問や授業の課題に沿って時間が許す限り書き続けた。字数が多い分には削ることができるが、書けなければ話にならないからだ。添削された文法や単語のミスはよく見直した。授業では過去問や時事問題のテーマが数多く出題され、とてもためになったし、解きがいがあった。リスニング対策としてはTOEIC参考書のCDを使い、耳を慣れさせておいた。実際にTOEICのリスニング問題を解きまくって力をつけた。私はそれほど集中力がもつタイプではないので、スイッチの切り替えを意識して勉強していた。最初は中ゼミまでの通学中もプリントを読んだりリスニングをしたり、帰宅してからも勉強していたのだが、どうしても途中でだらだらしてしまい、効率が悪いことに気付いた。それから私は、中ゼミにいるときだけ集中して頑張るようにした。授業に真剣に取り組むのはもちろん、事務室で課題をもらったり、過去問を印刷してプリントをどっさり持っていき、自習室にこもって数時間解きまくる。疲れたら一旦外に出て外の空気を吸ったり、コンビニでお菓子などを買って休憩室で息を抜く。そして自習室に戻りもうひと頑張りして、解き終えた課題を再提出して帰る。電車の中ではとりあえず寝た。帰宅してからも勉強にはもう手をつけなかった。そして翌日にはまた中ゼミで奮闘…このように私は自分の中で集中力をもたせるために気持ちの切り替えをしていた。中ゼミに通って本当によかったと私は思う。ためになる授業、過去問見放題、面接練習、その他の手厚いサポート、課題の再提出ができる柔軟さ、優しい先生方…改めて私は中ゼミなしでは合格にたどり着けなかったと確信している。そしてそこで努力した分は自分にかえってくるものなんだと思えた。この場を借りて、中ゼミと私をサポートして下さった全ての先生に感謝したいです。本当にありがとうございました。

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