各大学の受験対策

2013年11月末、やっと受験が終わりホッとしています。また、この合格体験記を書けることをうれしく思っています。私の受験校(広島/九州/同志社/神戸/大阪/京都/横国)について、どのように選んだかということと勉強法を紹介したいと思います。(とにかく文章はへタくそなんですがお許しください笑)

まず、私は土木系の高専生です。経済に変えたのは、土木系の仕事をしたくないこと、就職で食品系に行きたいと思ったことが理由で、万能な経済学部を選びました。実家が田舎で通うことは不可能だったので、通信をやっていました。次年度コースでミクロ・マクロ、スタンダード社会系英語をやりました。次に、経営学、小論文、経済時事、ハイレベル経済経営英語をやりました。通信でやったのはこれだけです。

通信をやりつつ、前年度冬と今年度の夏に1週間ずつ講習に参加しました。冬のときは東京に来たくて講習にきたので、鮮明には覚えていません。(でも、ミクロマクロの基礎は理解した!)ただここで遠山先生にいわれた大事なことは「1学期の内容を理解せずに受かる大学はない」ということです。しつこいぐらいいわれました。本当に大事だと思います。そして通信を進めているとあっという間に勝負の夏がきました。夏は、広島の受験と学校のテストがあったので、最終週のみきました。経済数学(遠山先生)←京阪神受ける人は必須、ハイレベル英語(中原先生)、千頭和先生の添削英語を受けて、遠山先生に面談を毎日してもらいました。

次は受験校選びです。当初、高専からは愛知県豊橋にある高専生の為の大学に行く人が多かったので、名古屋大学を考えていました。そこで、経済時事と小論をとりました。しかし、予想通り全くできませんでした。コメントの内容もかなりあきれられていました。最初は「まあ、練習したらできるようになるだろう」と思っていました。そのはずが、全くのびずに「名古屋はやめようかな」という発想にかわりました。そこで遠山先生と話していて「まあ、少しは進歩はある」といわれ、続けました。それでも40点を超えることは一回もありませんでした。もう一度先生と話して、遠山先生ははっきりといってくれました。「君は、計算の方ができるから、そっちを生かした方がいい。名古屋をやめて阪大神大に集中した方がいい。」と。その日以来、小論&経済時事の勉強をやめました(あきらめたというのが適切かもしれません)。受験校を広島、九州、同志社、神戸、大阪、京都、横国にしました。第一志望は阪大でした。広島九州は、受験日が早かったので、受験しました。なんとなく京都は厳しいと思い、理系に有利な阪大を目指しました。神戸も数学で受けると決めたので、小論系の勉強は何もしませんでした。いいたいことは、受験では得意科目のみで勝負すべきだということです。このことが阪大につながったと自負しています。苦手科目を克服するためには時間もかかるし、やる気もなかなか起きないと思います。実際、私も、小論や経済時事論文は苦痛でした。そこで、阪大を第一に考え、阪大に特化した受験勉強をしました。次に学校別に書いていきます。広島は数学も出題されるので、文系の人は敬遠するかも知れませんが、対策したら、楽勝で満点です。(参考書は後ほど書きます。)用語は遠山先生のプリントでいいかと思います。私の受験年は、ぶっ飛んで難しかったので、みんなまともにできてないと思います。ここで志望理由が出来上がるので、後々とても楽に書類関係の整理が進みます。

九州は、落ちてしまったのでいろいろいえませんが、ここを第一志望にするのは危険かもしれません。よくわからない試験が課せられ、採点基準もはっきりしないな…と思えたからですが。また、同志社も合格人数とかはバラバラです。

次に、多くの人がうけるであろう神大です。小論と数学をどちらか選ばなくてはなりません。個人的には、理系や高専生or小論できない人には数学をおすすめします。まず、数学なら満点が狙えます。また阪大を受ける人は是非数学で受けてください。今年は阪大の傾向が激変し、微積線形も出ていました。今年に限っては、神戸を数学受験していればそれがそのまま、阪大対策になりました。神大はおそらく合格ラインが高いと思います。経済学に関しては、武隈等は必要なく、授業だけでいいと思います。基本的なもので90%になるので、落とさないようにしてください。

阪大です。一番力を入れていたので詳しく書きます。ここは、科目が多くしんどいので敬遠されている学校です。経済史は、全く触れたことないので、とても大変でした。遠山先生が用語プリントを配ってくれるので、それを中心に覚えて、「日本経営史(有斐閣)&西洋経済史(有斐閣)」を読むといいです。これで7割ぐらいはとれました。また、統計は、数学できても、やらないと(知識がないと)できません。去年から、公式暗記でできる統計ではなく、微積の必要な統計となっています。「キャンパスゼミ統計学」がおすすめです。これである程度対応できます。また今年はミクロがなかったですが「武隈先生の演習ミクロ経済学」は必ずやってください。

それと、数学対策は「高専の数学2&3」をやってください。 ABCとレベル別に問題があります。広島ならAのみ、神戸大阪はBまで、九州の数学受験ならCまで必要と思います。Bまでやることで、神戸の数学は満点近くとれると思います。私も満点近くとれました。それと同時に阪大対策にもなります。マクロは中谷マクロとスタディガイドです。マクロは平易なことが多いですが、ミクロは難問の可能性もあります。ここの学校の勝負点は数学と経済史です。理由は、京大本命の人たちは、ここにガチで取り組むことが少ないからです(私は阪大第一だからやりましたが)。最後に、面接を書きます。まず、面接は遠山先生にイジメられるといいです(笑)。本番でとても楽になると思います。数学ができていたら、阪大(広大も)は圧迫されないです。談笑で終わります。話していた受験生も数学ができていたようで、圧迫されていないようでした。

最後に京大です。専門試験から始まり、得意な問題が多かったです。2つぐらい時間が足りなくてとけませんでした。この時点では「あわよくば京大いってやる」とかおもったりしました。(笑)しかし、英語で英作文が出ました。(これこそが落ちた原因です)。英語が壊滅的でした。来年も英作文が出る可能性もあるので、京都第一のひとは対策するといいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました。長々と対策等を書いてきました。先輩方も例年おっしゃってますが、大事なことは続けることだと思います。私も、周りは就職or進学(工学部は夏に試験終了)が決まって遊んでいたので、きついものがありました。それを乗り切る人は、合格を手にすることができると思います。試験には[運]というものが大事ですが、その運を上げる勉強をすればいいと思います。まとめとして、私のように小論がどうがんばってもできない人は諦めて計算に特化してください。事実、自分でもそうしたことで合格できたと自負しています。この決断を手伝ってくれた、遠山先生には感謝しています。この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。後輩の皆さんも、先生の指導の下で合格を手にしてください。

タイトルとURLをコピーしました