合格に繋がる道しるべ

 私が編入学試験を受けようと思ったのは、大卒資格の必要性に気づいたからです。中ゼミを選んだきっかけは、正直家から近かったからです。
 私は専門学校から編入学試験を受けました。そのため有名私大の受験資格に当てはまらないケースが多く、他の人に比べて受けられる学校が少なかったです。そこで地方国立のみを第一志望群として勉強を始めました。多くの国公立は英語がTOEICのところが多いため、一学期はTOEICの勉強をしました。TOEICは最後は自分がどれだけ問題集を解いたかで結果は大きく変わるような気がしました。自身は高校時代に700点を超えていましたが、公式問題集2冊分は確実に満点が取れるようになっていたからだと思っています。
 中ゼミで英語をやるなら千頭和先生の授業は品詞の理解が高まるので受けるべきだと思います。まあ、結構嫌だなーって思うこともありますが、くじけずぶつかっていけば必ずそれ相応の答えをくれます。とは言ってもリーディングに関しての話なわけで、リスニングは正直根性だと思います。とにかくリスニングは聞くしかないです。また、シャードイングは時間がかかるのでpart2までを完璧にできるようにしとけば大丈夫だと感じました。
 1学期にやったもう1つの勉強は、本を読むことです。本を読めば知識もつくし、語彙力や文章構成の仕方がなんとなくつかめてきます。私はTOEIC勉強が嫌で嫌で仕方なかったので、もう無理!っと思った時は本を読んでリフレッシュしていました。何を読んでいいのかわからない時は、池上彰さんのニュース解読とかそういう類の本を読むことで、日本の現状を理解していました。
 次は夏休みの過ごし方です。多分中ゼミの多くの先生がおっしやいますが、夏が勝負です。TOEICも7月に目標点を取れると楽になると思います。私は7月に思ったスコアが出せず、夏休み中もTOEICの勉強をしなければいけなかったので大変でした。夏にやることは専門科目の論文を自分の言葉で書けるようになることです。そこではキーワード、年代、人物など間違えてはいけないものがあるのでそこを注意しながら自分で採点したり、再提出をしました。またこの時期に一度過去問をやってみるといいと思います。私は過去問をやった中で、難関大は中ゼミのテキストが流出してるんじゃないかな?と思うようになりました。そこで、中ゼミのテキストにあるけどそこまで扱ってないキーワードを自分で調べ、夏中に1学期と夏にした内容を一語一句まず答えられる状態にしました。また夏になるとなんとなく友達と言える人が出てくるので、恥ずかしがらず小論文の読み合いをするべきです。人の小論文を読むと。同じテーマでも考え方が違うことに驚き、また知識が増えます。私もこれを行ったことで小論文の書き方が大きく変わりました。
 またこの時期は1番辛い時期だと思います。夏を乗り切ればあとは2学期の内容をとにかく復習するだけなのでそこまで苦ではなくなります。ですが、そうなるためには夏休みに1学期と夏の内容をしっかり理解することが前提です。夏に復習できてないところをやるのは精神的にも辛く焦りが出てきます。また、2学期は試験もあり、1学期の内容を復習してる余裕はないです。そうならないためにも夏は大切です。そして多くの人が辞めていきます。私も1週間くらい中ゼミに一切顔を出さない時期がありました。その時はほとんど勉強していませんでした。ただ1週間も何もしないと、焦りが出てきて結果的には勉強への集中が高まったのでよかったかなと今なら思います。
 2学期に入ると多<の人が試験を受けていき、落ちたり受かったりといろいろあります。正直落ちてもいいから受けようと思っていた方がいいです。受けといた方が、緊張はほぐれていきます。それで受かればラッキーですしね。11月半ばくらいで授業がなくなるとあとは自分との勝負です。どこまで勉強したか何が足りないか自分で理解することが必要です。私は試験の2日前に何を勉強したらいいかわからなくなりました。友達にはそれだけ全てのことやってるから大丈夫だよとは言われたものの、不安があり、とりあえず毎日全てのテキストに目を向け、勉強していました。
 試験当日は驚くことの連続でした。まず専門科目の試験は全く緊張することなく、わからない問題があっても焦りすら感じませんでした。きっと、ここまで勉強してできないならもう知らないって感じだったと思います。つまり何を勉強したらいいかわからない状態になると自信がつき緊張がなくなるんだと思います。また小論文はたまたま前日になんとなく見てたニュースの解説番組で取り扱っていた内容が出たので、そのまま同じことを書きました。そのようなたまたまもあるので前日はリラックスという意味でテレビを見るのはいいことだと思います。
 最後にスケジュール管理はとにかく重要です。大学の試験日、面接の有無を確認して面接があるなら面談練習を使うべきです。私は一次試験が終わったあと、専門学校の海外研修があり、帰ってきたら二次試験というハードスケジュールとなっていました。そのようなことにならないためにもスケジュール管理は徹底すべきです。それは受験の申し込みにも言えることです。
 編入試験は、勉強の他に本を読んだり、試験も日本各地で行われていて、やることが勉強だけではありません。その為、自分で何をいつまでにしなければいけないかしっかり予定を立てることが重要です。そしてそれが合格に繋がると思いました。

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