挑戦してよかった

1. 編入するきっかけ
 私が編入試験を受けようと決めたのは大学2年生の9月初旬です。私は大学受験では第一志望はおろか第二第三志望の学校にも受からず、自分でも予想していない大学に行きました。その時は浪人も真剣に考えましたが、金銭面や自分の精神面を考えた結果諦めました。しかし、アルバイトでチューターとして働くようになって、周りの大学生の大学のレベルが高いことに引け目を感じ、ずっと学歴コンプレックスを抱えていましたが、大学では友達もできたりそれなりに充実していました。そんな中、母に勧められ中央ゼミナールの説明会を受けました。私はこの説明会に参加するまで編入試験というものを全く知りませんでしたが、そこで説明をされていた本多先生の説明を聞いて、もう一度受験をすることで自分が今まで抱えてきた学歴コンプレックスを解消できる最後のチャンスなのではと思いここで勉強を始めようと決めました。私は第一志望校を中央大学の経済学部一本に絞り、約二ヶ月勉強しました。

2. 勉強方法(英語)
 私はもともと英語はあまり苦手ではなく、添削でも大体7.8割は越しているくらいのレベルでした。ですが、普段はTOEICの勉強をしているくらいで、文法や単語、熟語などは抜けている部分が多かったです。中ゼミでは、入学した時におすすめの参考書リストをいただけるので、自分に合った参考書を購入できたり、添削英語では毎回単語と熟語の小テストがあったので、抜けている部分を補ったり確認することができました。覚え方としては、行き帰りの電車の中やご飯を食べている時などにターゲットの音声を聞いたり、赤シートで隠しながら覚えるなど隙間時間を活用していました。
 私がとった授業は添削英語BSⅠ・添削英作文B〜BS・マーチレベル一般入試型英語S・添削英語BⅡ・英文和訳基礎徹底ですが、良かった点としては添削の授業では答案の再提出ができるため、しっかり復習できるところや、実際中央レベルの長文を解くことで自分のレベルを認識して今の自分に何が足りないのか考えることができたこと、授業によっては成績優秀者が張り出しされたりするのでそれも一つのモチベーションとなっていました。その中でも特によかった授業は添削英作文B〜BSの授業です。担当の山崎先生は面白く授業に参加するのもとても楽しみでした。毎回の授業で重要なイディオムを教えてくださったり、比較的苦手な人が多い部分の文法の解説を行ってくれたりと、本当にためになりました。また、中央の過去問を添削してくださったり、授業後に不安なことを相談できたりなど、山崎先生がいなければ私は中大に合格できなかったと言っても過言ではないほど、本当にお世話になりました。

3. 勉強方法(経済学)
 私は今まで社会学を勉強していたため、経済学を勉強したことはありませんでした。そのため、最初は授業でも何を言っているかわかりませんでしたが、遠山先生がおっしゃっていたように、答案を丸暗記出来るようにしました。まず、答案を見ながら5回音読し、そのあと見ながら5回書いて覚え、最後に見ないで5回書き、答案と間違っている箇所を添削しました。また、自分が音読している音声を録音して行き帰りの電車など隙間時間に聞くようにしていました。最初は先生がおっしゃっていることが全く分からなくてもとりあえず答案を覚えていくと段々理解してくるので、まずは丸暗記出来るように練習することが必要です。
 時事経済の担当だった本多先生の授業は先生の授業を聞いてそのあと資料を見ながら自分で書いてみるという形でしたが、授業中に先生が説明してくださった資料に載っていない内容を余白にメモしたり、授業後に自分で流れをまとめてみることで頭を整理することが必要だと思います。中大は、1時間で2題も解かなければいけないので、スピード勝負でもあります。そのため、模範回答と自分の答案を見比べて、全体的な文のまとまりやキーワードを意識してかくようにしていました。再提出制度を十分に活用することも大事です。

4. 受験を終えて
 私はたった二ヶ月しか勉強していません。正直今でも自分が合格したことを信じられないくらいです。ですが、中央ゼミナールでなければ絶対に合格できなかったと思います。最初に面談を担当して下さった本多先生は、中大では1時間で2題解かなければいけないためスピード勝負であることや、解答用紙の裏まで書かないと合格できないなど、今までのご経験から信頼できる情報を提供してくださり、ここならもしかしたら奇跡が起きるかもしれないと思えました。本多先生に「たった二ヶ月で合格する人なんているんですか?」と聞いた時、正直に「私は今まで見たことがありません」とおっしゃっていらっしゃったように、本当に奇跡みたいなことなのだと思います。大学の授業を受けながら中ゼミの授業を受けることは大変でしたが、終わってみて挑戦してよかったと思っています。初めて自分の努力が実を結んだことで、自信にも繋がりました。編入試験を少しでも受けてみたいと思っている人はぜひ中ゼミを訪れてみてください。きっと中ゼミに来れば、ここで頑張りたいと思えるはずです。辛いこともあると思いますが頑張ってください!これを読んでくださった皆さんが編入試験に合格できるよう、祈ってます。
 最後になりますが、様々なアドバイスをくださったり手助けして下さった中ゼミの先生方、そして、可能性は低くても前向きに応援し続けてくれた両親に心から感謝申し上げます。

タイトルとURLをコピーしました