合格という夢に向かって頑張って!

私は他の中ゼミ生とは、だいぶ異なる形式で試験に臨んだ一人です。通常、多くの中ゼミ生の人たちは一年間先生たちの授業をしっかり受講し、準備を万全にし、試験に臨むのだと思いますが、私の志望していた信州大の経済学部は他の大学と日程や試験内容も大きく異なっていました。
まず、多くの大学の編入学試験は、秋からの冬にかけて行われると思いますが、信州大の試験は4月下旬から6月上旬というとても早いものでした。さらに試験も、その場で解答用紙に書いて答えるというものではなく、エントリーシートとともに事前に発表されていた問題に対する解答を送り、その後にそれに関する面接を行うというものでした。そのため、事前の準備が必要であり、提出期限との戦いでした。当初、私は事前に用意できるものというので試験を軽視していました。しかし、現実はそうも甘くありませんでした。
まず、その場で解くタイプの試験より数倍難易度が高く、ほとんど法律学を学んだことがなかったので、とても苦労しました。
次に苦労したのが、解答の書き方です。論文の書き方など全く知らなかったので、いくら内容が分かっていても文章の順序や言い回しなどで質がどっと落ちてしまうので、とても大変でした。
また、面接対策もとても大変でした。私は、声は大きいのですが、どうしても早口になったり、友人と話すような口調になってしまったりなど、非常に苦労しました。試験当日までとても不安でした。
この苦労を共にし、多くの不安を解消してくれたのが、中ゼミ、特に付っきりで私の指導をして下さった法学論文の先生です。この場を借りて、あの時は本当にお世話になりました! 先生には、課題の提出から面接のときまで毎週指導して頂き、先生の授業がない日にも、予定を作ってもらい、中ゼミで指導してもらいました。確かに本番までの期間は、在籍していた時でもありました。忙しかったのですが、次々に新しいことを学ぶことができ、とても楽しかったのです。
ところで、今この「受験体験記」を読んでいる方の中には、編入学試験を受けようか迷っている方や壁にぶつかっている方もいると思います。大丈夫です、それが普通です。私も最初は、編入学後の友人関係、勉強などの苦労話を聞き、悩んでいましたが、中ゼミで色々相談したり、情報収集をし、編入学試験を受けようと決意しました。 確かに試験までの間はとても大変ですが、努力すれば必ず結果に結びつくと思います。私は編入学して、本当に良かったと思っています。確かに忙しい日々が続いていますが、高度な授業、新たな環境、そして何よりも自分の行きたかった大学で学べるというのは、とても充実していることだと思います。
最後に、中ゼミで共に編入学試験に挑もうとしている皆さん、中ゼミを信じて頑張ってください!そして合格という未来へのチケットを手に入れ、夢に向かって頑張ってください。

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