皆あってのいまの私

私は大学受験の時は、美大を目指してアトリエに通い、油絵やデッサンの勉強をしていました。しかし、美大の現役合格は難しく結果は全て不合格でした。そして、美大受験の浪人をしても受かるとは限らないという厳しさから、まだ出願が間に合った、短大の受験を決め、そこへ通うことにしました。
私は、短大への進路が決まった時から大学編入を考えていました。そして私が決めた新しい進路は、美術史の勉強ができる大学への編入でした。もともとは、実技を勉強していて、そちらの道へ進もうか試験の直前まで迷ったほどでしたが、どうしても学校という場で美術史を学びたい、という強い思いがあったのでどうにか無事入試を乗り越えることができました。そして、大学編入について調べている時に中ゼミのことを知り、信頼ができると思ったので通うことに決めました。
私は短大1年の9月~12月まで英語の授業を受け、そして2年の4月から本格的に中ゼミへ通い始めました。勉強を始めてみると、思ったよりとても勉強は厳しく辛く、進路を何度も変えようかと本気で思うほどでした。特に美術史の勉強は範囲が膨大なうえ、教科書をいくら読んでもなかなか理解できず本当に苦しみました。その上、ほとんど始めて習う仏語、それから英語と、学校での課題の制作と、なかなか両立できずに、悩み苦しみながらの受験生活でした。しかし、私がこうして諦めずに勉強を続けてこられたのは、中ゼミの先生方、そして学校の友人、家族のおかげだと思います。
編入試験はとても孤独で、なかなか自分の辛さを他人に理解してもらいにくいものです。しかしその中で、中ゼミの先生方はとても頼りになり、勉強以外の面でもはげましてくれたり、相談にのってくれたりと本当にお世話になりました。私は、こうした周りの方々に支えられ第一志望校へと合格することができました。私は、第一志望校は合格するのは難しいと思われているような状況でしたが、結果はそのようななかでも受けてみないと分かりません。また、受けないと受かることもありません。私が受験生活をして学んだことは、最後の最後まで絶対に諦めないこと、自分を信じること、周りの人への感謝を忘れず、勉強を地道に頑張ることの大切さです。お世話になった先生方、学校の友人、応援してくれた友人、家族に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。

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