社会人だからといって遅くない

私が大学編入を考えたのは、7月の中旬頃でした。中ゼミを見つけたのが7月の下旬頃だったため、夏期講習に滑り込みのスタートでした。試験まで3~4ヶ月あるかないかでした。中ゼミで勉強を始めたばかりの頃、論文の構成の立て方や文章の書き方などのコツを高橋先生の授業で教わっても、どのように書き出せば良いのか、どのようなことを書けば良いのかなど分からず、書き終えるのも800字で1時間半~2時間ぐらいかかっていました。返却された論文の評価もCが多く、時々Bがあるといった感じで、本当に私にちゃんとした論文が書けるのか、毎日不安でした。

そこで、私は勉強を始めたばかりなのだから書けないのは当たり前だと気持ちを切り替え、毎日必ず1論文以上書くように心がけました。私は勉強時間を本番の試験時間に近いと思われる午前中に当てました。論文の書き方などで迷ったときには、なるべく早めに先生に質問してアドバイスをもらい、その後もそのアドバイスを生かして論文を書くことで、論文の上達につなげていきました。

また、私は教育関係の知識が全くなかったため、高橋先生の「教育学概論」の講義をフル活用し、図書館に通って新聞や本を読むことで、知識を少しずつつけていきました。このように勉強を続けたことで、夏期講習が終わり後期に切り替わる頃には、論文も少しずつ上達し始め、評価でAが取れるようになり、1論文を1時間程度で書き上げることができるようになりました。勉強を続けていった結果、受験した2つの大学で合格を得ることができました。

論文を上達させるには、論文を書いたら必ず添削してもらい、先生にアドバイスをもらいながら書き続けていくことが大切だと思います。また、中ゼミでは志望理由書の作成や面接対策なども丁寧に指導してくれます。早め早めに動き始めて上手に活用していくと、直前で焦らなくてすむと思います。

私は社会人を3年も経験してから、また学生に戻るなんてことは無理に近いと思っていました。けれども、中ゼミをフル活用したことで無事に合格を得ることができました。「頑張れば遅いなんてことはないんだ」ということを身をもって知る機会となり、思い切って受験して良かったなと感じました。

社会人だからといって遅いなんてことないと思います。中ゼミをフルに活用して、集中して一生懸命勉強すれば合格を得ることは可能です。受験勉強中は辛かったこともありましたが、頑張った分だけ返ってくると思います。中ゼミで頑張って勉強して、合格をもらってください。

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