更に成長するために

 この度、2年次編入試験に合格することができたので、合格体験記を書いていきたいと思います。拙い文章ではありますが、是非読んでいただけたら嬉しいです。
 高校 3 年生のとき、私は大学受験に失敗して、4 年制の国公立大学に落ち地元の県立短大の社会福祉学部に進学しました。大学受験はさぼっていたわけではなく、一生懸命勉強して落ちたため、ずっと悔しい思いがありました。そんなときに、親の知り合いに学士編入をするために中央ゼミナールに通っていた方がいるということを聞き、独学ではなく専門の予備校にいくべきではないかと考え始めました。1 年生のうちは、殆どの大学の入試科目である英語の底上げ(英検や TOEIC を積極的に受ける)と情報収集に励みました。また、短大の勉強も疎かにはせず取り組みつつ、社会福祉に関する本や新聞を読み始めました。そして、2 年生になり中央ゼミナールに通い、本格的に編入の勉強を始めようと決意した矢先にコロナウイルスが流行し、通うことは断念し通信サポートを受けることにしました。
今まで、対面式の予備校しか行ったことがなかったし、同じ短大へ通う殆どの人が就職で励まし合う人もいなく1年間頑張れるのか、添削指導で学力が向上するのか、合格できるのかと不安ばかりでした。しかし、通信サポートでも受験生をサポートする体制が整っています。メールや電話で編入試験に対する質問や不安を解消することが出来ます。他にも志望する大学の過去問や受験情報を郵送していただけることは、学校で実習があり県をまたいだ移動が禁止されていて、受験情報や過去問が得られなかった私にとってとても良いサポートでした。特に、私が役立ったと感じたのは面接練習です。私は受験日直前まで 1 カ月間の実習があり、短大で面接練習をすることは不可能でした。そのため、実習の昼休憩の際に電話で面接練習をしました。私が受験した大学は筆記:面接=60:40 だったため、面接にも重点を置きました。指導してくださった先生は編入試験・社会福祉のプロであり、色々な面接のデータから多様な視点で指導してくださったため、編入試験本番の面接では逆にもっと詳しく突っ込んで聞いてほしいと思ってしまうぐらい物足りなく感じました。
 続いて、添削指導についてです。私が受けた添削科目は、スタンダードレベル†社会系英語、社会福祉学、小論文†社会・時事系の3つです。編入の英語や小論文は自分で書いたものがどの程度得点出来ているのか自分では判断しにくいです。添削指導では、提出した訳に点数がついて返ってくるため、自分の読解力がどの程度の評価なのか、どこが苦手なのか把握することが出来ます。そして、苦手な範囲をしっかり復習してもう一度提出して添削指導してもらいます。一方的に知識を教える対面授業より、添削指導でしっかり知識を身に付けるやり方は受験生にとって良いものだと思います。
 私は最初「今よりも良い大学に行きたい」という思いがありました。それは、試験に向けて大きなモチベーションに繋がると思います。しかし、「これを研究したい」「この教授の講義を受けて理解を深めたい」という思いがなければ志望理由書が書けなかったり、面接で言葉に詰まったりしてしまうかもしれません。そのため、最終学歴を良いものにしたいという思いだけではなく、自分自身の成長に繋げるための機会だと思って頑張ってください。
 最後に小論の書き方も分からなかった私が国公立大学に合格することができたのは中央ゼミナールの先生のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

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