夏期講習で合否が決まった

私が編入を志したのは、大学3年の春になってからでした。それ以前にも、漠然と今とは違うことがやりたいと考えてはいましたが、もう大学に入ってしまったし、1年、2年と進級するうちにまた1年から大学生をやりなおすのも嫌だと考え、何か行動に起こすということもしないでいました。

そして、今年の春インターネットの広告で中ゼミのことを知り、中ゼミの説明会に足を運んでみました。そこで、「編入制度」についていろいろなことを聞きました。今でも覚えている印象的なことは、昨年度の中央大学(経済)への中ゼミからの合格人数でした。面談室の合格者報告を見て、「これなら俺も合格できるんじゃないか」と考えました。見事に中ゼミの宣伝に釣られました。おかげで編入することができたんですけど。

説明会に行ったときは、まだ経済・経営系に進もうとも考えていなかった。どうして、経済系の勉強をすることにしたかと言えば、入塾面談の際に「編入試験で一番門戸が広いのは何か」と聞いたら「経済・経営系の編入」と返されたから、経済について勉強しようと決めたのだった。その後、家に帰り考えた結果、編入したいという思いが強くなり、1学期のちょうど半分が終わった6月から中ゼミで編入試験の勉強を始めることになった。

私が中ゼミで編入の勉強を始めた経緯はこんなところです。何が言いたいかといえば、私には特定の大学に進みたいという思いも、経済系の勉強がしたいという思いも全くなかったのです。しかし、こんな私でも、面接のときはそれはそれは素晴らしい編入動機をねつ造し、「経営に関して興味津々です!」と言ったことを志望動機に書いて提出しました。つまり、動機なんていくらでも後付けできるのです。他の方の体験記とかを読むとすごい動機を持ってる人もいるかもしれませんが、無くても大丈夫です。半年間もう一度受験生をやる覚悟があれば、困ることなんて無いです。結局はやるか、やらないかの差なのだと編入を通して私は考えました。

先に少し書きましたが、私は1学期の途中からの参加でした。補習などは受けましたが、授業に追いつくことができたのは夏期講習からでした。だからこそ、夏期講習で合否が決まったのだと思っています。2学期に入ってしまうと、試験と発表が続いていくので、夏期講習は集中して勉強できる最後の時期だと思います。

私の場合、入塾の決め手になった中央(経済)の試験で不合格をもらい、1週間ほど全く勉強する気になれなくなった時期がありました。その上、私が他に受けた学校は合格発表日が全部同じ日で12月だったので、合格が1つも無いまま年内の試験を全て終えました。精神的に、ものすごいきつかったです。夏期レベルの能率で勉強するのは無理でした。そういうこともあり、1学期・夏期が本当に大事だと思いました。1校目落ちても、合格が1つも無くても、あきらめないで勉強し続けたから合格できたんだと思いす。シーズンになると精神的にすどい辛くなりますが、あきらめないで頑張ってください。

最後に、自分がやっていた勉強法を簡単に教科ごとに書いておきます。特別なことはやっていません。どれも先生から聞いたことです。

・ミクロ・マクロ:解答例の暗記
 1.見ながら書く、2.部分部分消して重要なところは見ないで書く、3.時間制限作って高速で(見ながら)書く、4.見ないで書く、5.自分で採点する。見ないでかけるようにするまでにだいたい20回くらいは書き写していました。書きすぎかもしれもませんが。あと、通学中は解答例をiPodに吹き込んで聞きながら唱えていました。

・経営学:プリントの重要・最重要の暗記
 メモリーツリーでググってみて下さい。そんなことをやって関連させて暗記してました。時間が足りない人に特にオススメです

・英語:授業の復習
 千頭和先生の言うとおりにしました。言われたとおり、しっかり中2の問題集からやり直しました。授業の復習をしっかりやって、指定された問題集をクリアして、単語と熟語を覚えていけば大丈夫です。千頭和先生の授業を受けていると、いつのまにか英作も基礎的なことができるようになっています。

・時事経済学:解答例暗記+α
 解答例はミクロ・マクロと同様に暗記。その他には、テレ東のWBSを見たり、新聞を読んだりしました。池上彰の解説番組なんかもすごく良かったです。

・小論文:通常授業の添削を(再提出含めて)しっかり書く+通常授業
 日々授業の中で先生が何気なく言っている言葉が、武器になりました。私はそれを書いて受かったので、しっかり頭の片隅に残しておきましょう。夏期講習の小論文(坂東先生)で書き方の基礎を教えてもらうと良いでしょう。

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