１年間、頑張ってよかった

初めて中ゼミを訪れたのは短大２年の４月でした。大学受験に二度失敗し、短大に進みましたが、どうしてもMARCH以上の大学が諦めきれず、最後のチャンスだと思って編入を志しました。
経済学には触れたこともなく、小論文もまともに書けず、英語は中学の基礎ができていない状態からのスタートでしたが、人間、一生懸命やれば何とかなるもんです。学校の授業がほとんど午後からだったので、朝９時くらいには学校の図書館に行くようにし、朝から勉強する習慣をつけました。朝が辛い私にとっては辛かったですが、明確な目標があったので頑張ることができました。夏休みは８時半から夜の９時半過ぎまで毎日中ゼミにいて、友達とも遊べず、実家にも帰れず、途中逃げ出したくなることもありました。そんな時は中ゼミの友達の存在が本当に心強かったです。友達は作った方がいいです。一人じゃ編入試験は乗り越えられなかったと思います。夏休み明けから試験日までは、アッという間にすぎていきました。２学期からの勉強は時間との勝負でした。時間の余裕もなくなってくるので、授業を一回一回本当に大事にしました。学校の授業でもとりあえず出席だけして経済学のテキストを広げたり、英語の単語を覚えたりしていました。
試験当日はあまり緊張せず臨めましたが、内部編入がダメだとわかった時は人前で強がっていましたが、内心どこも受からないんじゃないかとすごく不安でした。でも、やるしかないと思い、勉強し続けました。１１月の中央の前に１校合格をもらい、とりあえず行くところができて一安心した状況で中央の試験を受けることができました。行くつもりがない学校でも練習として受けておいた方が受験慣れするためにはよいのかなあと思います。中央の試験の後は結果が出るまでドキドキでしたが、何とか合格することができました。
勉強をしているときはこの生活がいつまでも続くような気がしていましたが、終わって振り返ってみると本当にアッという間でした。まったくできなかった経済学も英語も今では勉強することが楽しくなったし、最初の１行を書くことを苦労していた小論文も、最後には楽しんで書けるようになっていました。中ゼミのおかげで人生を変えることができたような気がしています。いやー、１年間頑張って本当に良かった。感謝、感謝です。