中ゼミの授業に出て復習をしっかり!

 私が編入の受験を決めたのは大学入学前の3月でした。現役時代も浪人時代も志望校合格はかなわず、合格した大学に入ることにしました。しかし、それでも志望校をあきらめることができず、悪あがきのつもりで調べたところ編入の存在を知り、チャンスがあるなら受けたいと思い、2年次編入を受けることにしました。受験科目を調べ、英語と論文ということだったので、アルバイトは少しでも英語に触れられるように塾講師のアルバイトをすることにしました。
 大学入学後の前期は編入試験と重なる後期の負担を減らすべくできるだけ多くの単位をとるように心がけました。なので、前期は編入試験の対策、勉強を特別していたわけではありませんでした。ただ、少しでもという思いからニュース時事能力検定の勉強、受験をして、6月に2級に合格しました。
 このように前期は大学の授業メインで過ごしていましたが、編入試験に向けた環境作りというものを少し意識していました。
 前期が終わり、8月に入ったところで予備校に通おうと思い、情報量の多さから中央ゼミナールを選びました。夏期講習も受けられるということで総合後期Aコースに入り、入学説明を受けた翌日から授業が始まりました。朝から晩まで授業があり、とても辛かった覚えがあります。教室に入れば春から通っている生徒同士の仲が良く、授業の間はざわざわしていて、いづらさ、孤独も感じました。中ゼミに行くのにも片道2時間近くかかり、朝7時に家をでて、夜11時に帰宅をするという期間もありました。夏終わりの模試では英語は数十点しか取れず、力不足も感じました。しかし、辛くても、中ゼミの授業は質が高く、やっていてとても興味が持てる授業ばかりで、その分野が好きになれるような授業だったのでやめたいとは思いませんでした。
 夏が終わり、後期に入ったらまず、朝に準備ができるように大学は週5で1限に授業を入れました。授業が終われば夕方まで大学の図書館で中ゼミの復習を行い、夕方から中ゼミに行くというスタイルでした。中ゼミでは自習はせず、できるだけ大学の図書館で自習するようにしていました。自習は中ゼミの授業の復習(特に夏期の基本マスター講座)のみをしていました。
 しかし試験前最後の模試で再び英語で数十点をとってしまいました。悔しかったですが勉強するしかないと開き直ることができ、モチベーションが下がることはありませんでした。
 おかげで本番では英語で満点に近い得点をとることができ、論文も中ゼミで教わったことをしっかりと出せたので合格することができました。二次試験の面接も対策を始めたのが本番の1か月前からで、中ゼミの先生の的確なアドバイスをたくさん頂いたので、無事終えることができました。
 中ゼミの授業にでて、しっかりと復習(ここが大事です)をして、強い気持ちを持っていれば、合格できると思います。合格できないのは必ずどこかで手を抜いたり、ほころびがあるだけだと思います。
 最後に時事経済学論文の遠山先生、添削英語の山崎先生、面接対策をしていただいた本多先生、本当にお世話になりました。中ゼミありがとう。 

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