あきらめなかったら後で満足できることになるかもしれない

自分は、編入する前の大学の入学当初、どこの大学でも一緒だと思い、気持ちを切り替えて大学生活を送ろうとしていた。しかしどうしても大学受験で失敗した第一志望の大学のことが心残りで最後の区切りをつけるためにも、と編入を決意した。

 そして1回生の間はチャレンジとして独学で勉強して2年次の編入試験を受けてみようと計画を立てた。しかしその計画は新入生気分でだらけてしまい、結局2年次試験は受けずに中途半端に時間を無駄にしてしまった。これからの編入を考えている人には自分みたいに編入するからといって周りの人と関わりを少なくしたり、編入のみの勉強をしたりするのはお勧めしない。例え今の在籍校に満足していなくても大学生活は人生の中でも貴重な時間だと思うし、本とか読んだりしていたら編入試験に役立つこともあると思う。

 そして2年になってから独学では同じ結末になると思い、中ゼミの通信サポート生になることに決めた。中ゼミは以前に編入についてわからないことをホームページに書き込むと、外部の人なのに丁寧に答えてくれていたのですぐ決めた。そして4月から中ゼミから送られてきた社会学のテキストに従って勉強をしていたが、夏休みになるとまたサボってしまい、夏休み明け頃にはテキストの課題が試験本番までに全て終わりそうになかったので、課題の模範解答だけ送ってもらい、それからは必死になって社会学の本を読みまくってテストに挑んだ。しかし、今までの勉強の時間の甲斐なしに目標だった大学の社会学部に落ちてしまった。受験本番中には中ゼミの夏期講習にもし行っていたら社会学部に受かっていたかもと思い、後悔していた。こんな結果になった原因は自分のやる気の問題が大部分だったのだが、通信サポート生の人は通信教材ではわからないところや聞きたいことが出て来ることがあると思うのだけど、自分はそれをほったらかしにしていたという所もかなり大きい。そのようなことが起こらないようにするには、気になることがあったらすぐに中ゼミの人に相談したり、夏休みなどに上京したりしてみた方が絶対に勉強のやり方やモチベーションも変わってくると思うので、通信サポート生の人にはお勧めしたい。

 しかし、自分のそれまで費やした時間は中途半端では終わらなかった。社会学部に落ちた1ヶ月後の試験で第一志望であった大学の総合政策学部に受かることができた。というのも社会学部不合格がわかったその直後に、中ゼミの受験情報から定員が多い学部や勉強する範囲を調べ、死に物狂いの勉強でなんとか合格にすることができたのだった。もし3年次まで独学でやっていたら、どこが受けやすいとかの情報もアドバイスも無かっただろうから、併願受験なんか絶対しなかった。受験し終わった今となって考えると、合格した学部の方で良かったと思う。元々第一志望だった学部の勉強をやっていく途中であまり面白いと思わなくなり、自分の中で距離があるような気がしていた。たぶん本当に学びたい学問というより合格することばかりに目がいっていたのだと思う。それに比べると合格した学部は勉強しやすかったし、知識としてすんなり入った気がする。

 最後に言いたいことは、「あきらめなかったら後で満足できることになるかもしれない」ということです。例え、勉強がうまく進まなくても、中ゼミとかに相談したりして何とかやり抜くことが一番大事だと自分が編入の勉強をする中で感じた。自分みたいに何もせず家でぐうたらすること程、後々の人生にも後悔することはないと思うので、どんな結果になろうともやり抜いたと思えたら人生にとってプラスに変わると思います。

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