自分に負けずにやるしかない

編入を思いたったのが、一昨年の7月でした。その時は、中央ゼミナールの会員ではなく、独自でネットや本で編入について調べ、やるべきテキストを探しましたが結構な時間を要してしまいました。なにせ看護学校を卒業して15年が経っており、編入試験の勉強をどうやってやればいいのかすら最初は全く検討がつかなかったからです。

 8月のオープンキャンパスに行きましたが、ここで試験がどういう感じで行われるかを体験するために受けるだけ受けてみるように学生さんにすすめられ、11月下旬に行われた編入試験を受けてみました。結果は、1次試験に受かったものの二次試験で不合格となりましたが、試験の感じや自分の問題点がはっきり見えたので、受けてみてよかったと思いました。編入試験では、英語の長文が全く理解できなかったので0点に近い数字だったと思いますし、口頭諮問では緊張もあって訳のわからないまとまりのないことを言ってしまいました。最初は自力でなんとか努力すれば受かるだろうと考えていましたが、志望動機や口頭諮問、試験勉強には合格するためのコツがあると思いました。私は遠方であり、近くに看護編入コースがある(希望大学の合格生を輩出した)予備校がなかったので、希望大学の合格生を輩出しており、模擬試験や電話・メールでのサポートもしっかりしている中央ゼミナールのサポートシステム会員に入会することを決めたのです。

 英語に関してはベーシックのテキストすら辞書を引きながらでないとわからなかったことから、ボキャブラリーがないと話にならないし、とにかく暗記するしかないと思い、繰り返しやりました。続けていれば途中からだんだん楽しくなってくるかと期待していましたが、暗記力のなさに自分で自分がいやになり最後までこれは苦痛でした。また、文法に関しては中学生のテキストから購入してやりましたが、高校生レベルになると難しく感じ、テキストの中だと理解できているように思えるのに実際の長文になるとわからなくなるので、模擬試験の長文の中で関係代名詞などがどう使われているか照らしあわせながらみていくということをしました。

 専門に関しては記述式のため、ただひたすら暗記すればいいというものでもないので、解剖生理から理解するようにすれば疾患の理解、それに対する治療・看護へとつなげて考えることができるようになると思います。

 小論文には案外苦戦しました。まず小論文の書き方のテキストを読んで理解するように努めましたが、実際文章にするとずれた内容になっており構成を考えるだけでも時間がかかるという具合でした。筆者の意見や文章がいわんとするところを的確につかめていなかったりもしました。不合格が続くと落ち込み、最後までどう書けばいいのかわからないとおもいながらの受験だったのでこの件に関してはよいアドバイスができそうにありません。

 志望動機と面接に関しては、メ-ルと電話でやりとりをし、修正を重ねるということを行いました。面接では志望動機に沿った、そこにつながる筋道をたてて返答しなければならないと注意を受け修正したところ、模擬面接と同じ内容のことを聞かれたので、落ち着いて答えることができ、志望校に合格できたのでよかったです。サポートシステムでわからない箇所や修正事項を的確に指摘していただいたおかげだと思います。

 ただ本当に自分に負けずやるしかないのです。私は最後の最後まであれもできていないこれもできていないと不安な気持ちでしたが、受験を考えているみなさん、特にサポートシステム会員は孤独なのでモチベーションを維持するのが大変だと思いますが、努力は報われると思ってがんばってください。

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