私が編入学を決意したのは、おそらく他の人より遅い2年の10月半ば頃でした。
当時、現在通う大学で学ぶ内容がどうしても自分のやりたいことと違うと悩んでいた私は、同じく編入の経歴を持つ学生団体の先輩の言葉に励まされ、自分が本当に学びたいことを学べる環境を手に入れよう! と、編入試験に挑戦することにしました。
今思えば、編入対策の勉強は、自分を様々な面で成長させてくれるものでした。
私はもともと国際関係や国際政治に興味があり、学生運営のNGOに所属して国際協力系の活動に携わっていましたが、専門的な勉強を進めるうちに、自分の視野の狭さに気づかされ、社会的な問題意識やその解決のために何が必要なのかといった考え方を、幅広く身に付けていくことができました。
中ゼミの先生との面接の練習では、自分が述べた意見に対し、全く気づかなかった視点や情報を提示して下さり、多面的な視野を身に付けていくことができました。そういった勉強の過程は非常に面白く、同時に自分を高めてくれるものでもありました。
編入試験があるといっても、大学2年次に在籍していたので、大学には通わなければなりません。受験モードの自分と、通常の大学生活を楽しむ周りの友人たちとの温度差は、想像以上につらかったです。受験対策を始めたのが遅かったというプレッシャーもあり、自分の弱さとの戦いという側面もあったと思います。しかし、どんなときでも国際政治を学びたいという強い想いが支えとなっていました。また、中ゼミの自習室での皆の真剣な学習態度は、私にとって良い刺激になりました。親身に相談にのって下さる先生方の存在も、とても心強かったです。
受験当日、まだまだカバーしきれていない部分があるという不安に押しつぶされそうになりながらも、絶対に最後まであきらめない! という決意のもと、試験に挑みました。合格したいという気持ちよりも、自分が今までやってきたことを無駄にだけはしたくないという想いの方が、強かった気がします。
時間と戦いながら必死で問題を解いている間も、絶対にあきらめないという意志が頭の中を渦巻いていました。筆記試験が終わり、とりあえず自分の力は出し切ることができたと感じた瞬間、達成感で胸がいっぱいになりました。結果がどうというよりも、自分の納得のいく試験になったことが、素直に嬉しかったです。翌日の面接でも緊張しながらも、自分の伝えたいことを全て出し切ることができました。合格をいただいた時も、自分のやってきたことが認められたという喜びでいっぱいでした。
編入試験は、普通なら経験することのない試験です。辛いこともたくさんありますが、自分の興味ある分野をじっくりと学ぶチャンスでもあると思います。そして、他の大学生が通常の大学生活を楽しんでいる間に、本気になって受験勉強に打ち込むことで身につく知識や精神力というのは、確実に自分のプラスになるはずです。
最後まで絶対にあきらめずに、学びたいという意志を貫いて頑張ってください!
自分の納得のいく編入試験となった。
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